阪神高速道路・東大阪線の長田出口にて、クレーン車がトヨタ「アルファード」を串刺しにして突っ込む大事故が発生。奇跡的にもこれだけのド派手な事故で死亡者は無し【動画有】
~クレーン車のドライバは完全にパニック状態に陥っていた?~
2020年3月7日、阪神高速道路・東大阪線の長田出口にて、クレーン車がトヨタ「アルファード(Toyota ALPHARD)」を串刺しにして停車中の車両へと追突していくというとんでもない大事故が発生。
事故の原因については調査中とのことですが、ドライブレコーダーにて事故の瞬間を撮影している車両よりも後方から、クレーン車が高速道路出口からそのまま減速せずに「アルファード」に追突して串刺しにしてしまい、その後クレーン車のドライバはパニック状態もしくは居眠り運転を行っていた可能性が高そうです。
~串刺しの状態となっては「アルファード」はどうすることもできない~
早速クレーン車が突っ込んでいく瞬間を見ていきましょう。
ドラレコ撮影車両の右後方から突如として突っ込んでくるクレーン車。
クレーン車の目の前には、串刺しになり、リヤ部分が完全に大破している「アルファード」が確認できます。
その後クレーン車は、減速せずに他の車両にも次々へと突っ込んでいくことに。
このときクレーン車のドライバはどのような状態だったのでしょうか…
ノーブレーキ状態だと思いますし、パニック状態でアクセルを踏んだままのようにも感じられます。
ブレーキフェードを起こしている?と考えたりするも、ブレーキランプも点灯していないので、車両が故障したという線は薄そうですね。
何ともおぞましい光景ですね…そのまま交差点へと突っ込んでいくことに。
最終的には上の赤丸のところまで突っ込み、ようやく停車しています。
この事故により、別の停車中のスズキ新型「ジムニー(Suzuki Jimny)」やマツダ「アクセラ(Mazda Axela)」等複数の車両が被害に。
なお、この事故による死亡者がいなかったことが奇跡的で、特に大きな被害を受けたであろう「アルファード」に関しては、後席に人は乗っておらず、運転席と助手席に乗っていた人は無事だったそうです。
~事故の瞬間の動画は以下にチェック~
長田事故…
アルファード…クレーン車串刺し…
ノーブレーキ…#長田 #事故 #クレーン車 pic.twitter.com/yqQqMRhIE1— そよは (@drpyami) March 7, 2020
長田の中大通りで大事故😱
アルファードにクレーン刺さってる
普通にえぐい!#中大通り #事故 #長田 pic.twitter.com/t3YbaxUykW— えり୨୧TA❤︎ちびあゆ (@kia_lav) March 7, 2020
大阪の長田駅の近くで交通事故起こってたけどまじでやばい。
家近くなんだが。
事故った人大丈夫なんかな。 pic.twitter.com/IXmObrwg1T— 🐼🐾パンダレインマン🐼🐾 (@Azurein_1179) March 7, 2020
~過去にワンボックスカーがめり込む大事故が発生~
本日1月11日の午後、神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4丁目の区役所前通りにある鶴見町歩道橋付近にて、トヨタのワンボックスモデル「ハイエース(Toyota Hiace)」が衝突するというとんでもない事故が発生しました。
事故の詳細については現在詳しく調査を行っていますが、歩道橋の階段裏に衝突した「ハイエース」が完全にめり込んだ状態となり、おそらくこの衝撃でドライバ側も大けがを負った可能性がありますね。
~なぜワンボックスカーはこのような事故を起こしてしまったのか?~
ちなみに階段裏側に衝突しめり込んでしまった「ハイエース」がコチラ。
歩道橋付近には特に信号機もなく、片側2車線の大通りで、事故を起こすような障害は特に無いと言えば無いのですが、もしかすると「ハイエース」のドライバは、わき見運転もしくは居眠り運転をしていた恐れがあるかもしれませんね(どうやらこの辺りは事故多発区間のようです)。
そしてこのめり込み具合を見るからに、助手席側はまだ何とか大ダメージは防げたかもしれませんが、運転席側は相当に変形していると思われ、もしかするとドライバの命に係わる可能性も高いかもしれません。
~ワンボックスの形状の違いの命の危険性も変わってくる?~
「ハイエース」は、積載性や居住性を向上させるために、エンジンをフロントに搭載するのではなく、運転席下に搭載することで、極力運転席側をフロントに寄せるようにキャブオーバー型を採用しています。
しかし、こういったことが問題で、フロントエンドとドライバの距離が大幅に近くなってしまい、衝突安全性の観点から海外ではセミキャブオーバー型を積極的に採用しています。
今回の歩道橋裏への衝突事故についても、これがもしもトヨタ「アルファード/ヴェルファイア/ノア/ヴォクシー/エスクァイア」といったセミキャブオーバー型だったとしたら、ドライバを巻き込むような大きな衝突事故にはなっていなかったかもしれません。
そもそもこのような事故が起きてしまう原因として、先述にもある通りドライバのわき見運転や居眠り運転の恐れもありますが、車体の形状一つで大きく命の危険性が変化してしまうことを、今回の事故で改めて知ったように感じられます。
幸い、すぐ近くには消防署があったため、すぐに消防局員が駆けつけて救助活動に取り掛かったそうですが、まずは他のけが人を巻き込んでいないこと、そしてドライバが無事であることを祈るばかりです。
近くで凄い衝突音がしたので見に行くと、ハイエースが歩道橋に衝突大破してました。
消防署が目の前だったのですぐに消防局員が駆けつけ、現在もドライバーの救助活動が行われています。 pic.twitter.com/1PaeJgsoyU— 大明神@UEXUS (@BCNR33UEXUS) January 11, 2020