レクサス「LFA」よりも高いぞ!トヨタGRガレージにロールスロイス「カリナン」が特別展示!何とも美しいパープルカラーにあの特別なテールゲートラウンジもご紹介
~なぜトヨタディーラーにロールスロイス「カリナン」が展示されているのか?~
先日、愛知県のトヨタカローラ中京・GR Garage豊田元町店さんにて、ロールスロイス「カリナン(Rolls-Royce Cullinan)」が特別展示されていたとのこと。
車両本体価格にして約3,900万円と「LFA」よりも高価で、何とも美しいパープルカラーに、全長5,340mm×全幅2,000mm×全高1,835mmというド迫力なボディサイズを持つ究極のラグジュアリーSUVですが、どうしてこのモデルが特別展示されることになったのでしょうか?
~顧客のご厚意で特別に展示された個体だった~
実はこのモデル、トヨタカローラ中京・GR Garage豊田元町店に来店した顧客の車両ということで、顧客の特別な厚意により1日限定の特別展示会が行われていたとのこと。
特別なボディカラーやオーダーメイドのインテリア等、全てにおいてオーナーの拘りが詰まった一台だと思われ、恐らく総額は5,500万円を優に超えてくるのではないかと思われます。
パワートレインは、排気量6.75L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力570ps/最大トルク850Nmを発揮。
駆動方式としては、走行状態にあわせて適応される四輪駆動(AWD)/四輪操舵(4WS)を採用した「全地形に適応できるハイボディー・カー」ということで、上質な乗り心地はもちろんのこと、アウトドアでにも適した究極のラグジュアリーカーでもあります。
~インテリアの質感は国産車では表現できないほどの充実した内容に~
インテリアの質感もかなり高いですね。
「カリナン」は、The Claspと呼ばれるオープニングハッチスタイルを特徴とした究極のSUVモデルで、フラッグシップセダン「ファントムⅧ」から流用される機能を多数引き継ぎ、様々な地形に対応するマジックカーペットライドも搭載します。
シートの質感も非常に高いパープルとブラックアクセントの入ったフルレザーを採用。
運転席にあるロールスロイス最新世代のデジタル・インストルメント・クラスターやダッシュボード等には、同社初のタッチセンサー式ディスプレイを採用。
また、インフォテイメントシステムを操作するためにセンターコンソール上には、スピリット・オブ・エクスタシーコントローラを搭載しています。
差し込み式の専用傘は「センチュリー」に導入しても良さそう
内ドア部分には、格納式の傘を準備。
雨に濡れぬよう、そして濡れた傘が車内に置かれないようにスペースを上手く活用した技術だと思います。
~「カリナン」の特別なギミックとばビューイング・スイート!~
そして「カリナン」より新しく採用されたアウトドア向けのラグジュアリーギミックがこちら。
これは”Viewing Suite(ビューイング・スイート)”と呼ばれる「ラウンジ機能」のようなもので、テールゲート付近にあるボタンを押すと、テールゲートのアンダーから2つの革張りの折り畳み式椅子とカクテルテーブルが出現。
折りたたまれているシートとテーブルを展開すれば、一瞬でラウンジルームに様変わり。
センターに配置される小さなテーブルには、ウィスキーグラス等のお酒を置きながら優雅なひと時を過ごす豪華な機能となっています(こういった機能はもしかすると山登りや海などのレジャー用に適しているかも)。
~トヨタにとっては間違いなく何かを得た一台だったはず~
トヨタのラインナップモデルでも、最上級ショーファーカーには「センチュリー」や「アルファード/ヴェルファイア」のロイヤルラウンジが存在しますが、これらのモデルよりも更に豪華で英国紳士さを強調させたのが「カリナン」。
オーナーだけでなく、友人やお客さんをも喜ばせる”お金のかかった装備”を充実させていますが、こういった機能は国産モデルでは中々見いだせていない部分。
これを展示したトヨタカローラ中京・GR Garage豊田元町店さんも、いろいろと学ぶものが多かったのではないかと思いますね。