何か凄いの出てきた…世界に一台しか存在しないレクサス「LS400」を超ロング化したカスタムモデルが販売中。走行距離僅か15,000km、価格は約453万円から

2020-05-27

~しかも世界に1台しか存在しないロングホイールベース仕様の「LS400」~

インターネット中古サイトeBayにて、中々に思い切ったカスタムを施したレクサスのフラッグシップセダン「LS400」が販売されています。

今回販売されている個体は、1998年に製造された「LS400」がベースになっているそうで、具体的なボディサイズは明らかにされていないものの、200mmほどホイールベースを延長しているとのことで、しかもこれだけロング化した「LS400」はこの1台だけとのこと。

走行距離については、僅か15,000kmしか走られていない極上品で、ボディパネルやエンジン、腹下、インテリアも新品に近い状態にて保管されていたそうです。


~今とは全く別物となる「LS400」の乗り心地は?~

フロントエンドはこんな感じ。
当時のトヨタ「セルシオ」を想起させるレトロな出で立ちですが、当時このモデルのラグジュアリー感は、競合であるアキュラ「レジェンド」でも中々太刀打ちできなかったと言われています。

ただ、私が記憶している限りでは、過去に知人の「LS400」を試乗させていただいたところ、足回りはかなりフワフワしていて、現行のようなガチっとした足回りではなかったですし、恐らく長距離移動中に普通に酔ってしまいそうなほどでした(あくまでも私自身の感想ですが…)。

~後席の室内空間はまさにラグジュアリー~

車内はこんな感じ。
後席の足元はかなり広々としていますね。
トヨタ「センチュリー」のような、運転席と助手席の間にディスプレイを設けたリヤエンターテイメントシステムだと思われますが、その手前にはマッサージチェアやディスプレイ、更にはサンシェードカーテンのオープンクローズを兼用したリモコンだと思われます。

しかも中東のシェイクが購入したプレミアモデル

後席の空間はとても1998年に製造されたモデルとは思えぬほどの豪華さと気品さがありますね。
なおこのモデルは、元々UAEのシェイクが所有していた旅行用車両だそうですが、その後ポーランドのオーナーへと渡ったそうです。

現在はドイツにて販売されていますが、具体的にどのような経路で今に至ったのかは不明。

運転席から見たインフォテイメントシステムはこんな感じ。
ウッドパネルのステアリングホイールも20年以上経過していますが、当時の美しさを保ったままになっています。

センターシフトはゲート式で、ウッド調のオーナメントパネルをあしらうことで高級感を演出しています。
当時はこのデザインが中東向けにはかなりウケが良かったそうですね。

腹下は全く錆びておらず、定期的なメンテナンスを施していたのでとても美しいですね。
なお気になる販売価格は約453万円からとのことですが、当時の車両本体価格とカスタム費用を含めたら優に1,000万円は超えていたでしょうし、そう考えるとかなりリセールの高いモデルなのではないかと思いますね。

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Reference:motor1.com