スバル「インプレッサ」をピックアップトラックにコンバートした「スバルテ(Subarute)」が登場。ちなみにコンバートキットの価格は約32万円

2020-05-27

~ラリーとオフロードを両立できる夢のピックアップスポーツカーが降臨~

海外のコーチビルダーとなるSmyth Performanceが、スバル「インプレッサ(Subaru Impreza WRX STI)」をベースに、ピックアップトラック仕様へとカスタムした過激モデルを公開しています。

今回公開されている個体は、スバリストオーナーの猛烈なアプローチによって再現されたコンバートモデルということで、オーナーが所有する「インプレッサ」のボディをぶった切ったりすることで、その後ピックアップトラックコンバートキットを装備。

変換キット自体は、約32万円とそこまでの金額ではないものの、工賃の方が圧倒的に高額になっているそうで、総額で100万円はくだらないそうです。

しかもエンジンは、当時の排気量2.5L EJ25水平対向4気筒エンジンを搭載し、最高出力297ps/最大トルク6,000rpm、最大トルク393Nm/4,400rpmを発揮するとのことでパワフル且つトルクフルな走りを提供するとのこと。


~強い想い入れぶっ飛んだ何かが無い限りこのようなカスタムは難しい~

おそらくスバルファンでもここまでの魔改造を施すオーナーは存在しないのではないか?と思ったりもしますが、世の中はかなり広いと言いますか…ピックアップトラックとスバルが好きという理由だけで、二つの夢を叶えてしまうモデルを完成させる辺り、色んな意味で相当な思い入れがあるのかもしれませんね。

もちろん外観だけでなく、足回りにおいてもオフロード性能を向上させるためにスプリングパーツやショックなどのユニットも大幅に改良し、ブレースがアルミ製のベッド構造に追加されるなど、見えない部分においてもかなりこだわっているそうです。

純正の「インプレッサ」に比べて、車体サイズやホイールベース、プラットフォームがどれだけ変化したのかまでは記載されていないものの、ラリー走行やオフロード走行もできるともなると、かなりの改良が必要になると思いますし、「組付け以上に開発にとにかく時間を費やした」とSmyth Performanceが説明するぐらいですからね。
いずれはカスタムカーショーなどでも出展されるかもしれない期待の一台だと思います。

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Reference:autoevolution