マイナーチェンジ版・日産・新型キックスのインテリアの質感はグレード別でこんなにも違う!シートやインパネだけでなく、ルームミラーも
新型キックスのグレード別によるインテリアの質感はこんなにも違う
2020年5月15日にタイ市場にて世界初公開された日産のマイナーチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)ですが、日本市場では2トーンカラーかモノトーンカラーの2グレード(X/Xツートンエディション)、タイ市場では4グレード(VL/V/E/S)にてラインナップされることが明らかになっています。
ちなみに日本市場では、最上位VL/上位Vに該当するグレードが、Xツートンエディション/Xに相当するとのことで、それ未満のグレードがラインナップされることは無いようです。
そして今回、タイ市場にてラインナップされるグレード別のインテリアデザインが公開されているので、グレード別によってどれだけ質感が異なるのかをチェックしていきましょう。
新型キックスのグレード別の質感などをチェックしていこう
①:最上位グレードe-POWER VL(約352万円~)
まずは最上位グレードe-POWER VLを見ていきましょう。
シート表皮はモノトーンのフルレザーではなく、ブラックとオレンジの2トーン合成皮革シートを採用。
そしてドアサイドの持ち手部分やステアリングホイール(ちょっとフラットボトムっぽくてスポーティ)にはメタル調のオーナメントパネルを採用することでチープ感を無くし、ちょっとした高級感を加味していますね。
内ドアパネルやダッシュボードはハードプラスチックかと思いますが、そこまでチープに見せないところもさすが日産。
そしてエアコンの吹き出し口には、艶有りブラックとアルミ調のアクセントパネルを追加し、インパネ部分には8インチのオーディオディスプレイ、その直下にはアナログスイッチとダイヤルを採用したオートエアコンが標準装備されていますね。
②:上位グレードe-POWER V(約335万円~)
続いてはVLよりも一つ下位グレードとなるe-POWER Vを見ていきましょう。
こちらはモノトーンタイプのブラックのみがラインナップされ、シート表皮はフルレザーという謎仕様。
オーナメントパネルや8インチオーディオディスプレイ、エアコンの吹き出し口等は、最上位グレードVLと同じ質感となっています。
③:中間グレードe-POWER E(約318万円~)
続いては中間グレードとなるe-POWER Eを見ていきましょう。
シートカラーはブラックにブルーのカラードステッチが縫合されたスポーティな組み合わせのフルファブリックシートで、ステアリングホイールも上位グレード同様に本革巻きを採用していますね。
そして、このグレードならではとなる8インチディスプレイオーディオではなくDABを搭載しているところも海外仕様ならでは。
エアコンの吹き出し口は、メッキ加飾ではなくシンプルなハードプラスチックを採用しています。
そしてルームミラーの構造も大きく異なり、インテリジェントアラウンドビューモニター(IAVM)やカメラテクノロジー移動物体検出(MOD)が搭載されていないため非常にシンプルになっています。
④:エントリーグレードe-POWER S(約298万円~)
そして最後はエントリーグレードのe-POWER Sを見ていきましょう。
内ドアの取っ手部分はメタル調からハードプラスチックにトーンダウンし、ステアリングホイールも本革巻きからウレタン巻きに変更されていますね。
エントリーモデルらしいトーンダウンした質感ですが、こうしたエントリーグレードが日本市場では販売されないのがちょっと残念ですね。
新型キックス関連記事
Reference:NissanThailand