何コレ凄い!日本限定5台しか販売されなかったメルセデスベンツAMG G63 6×6のジャンカラ仕様が目撃に。ちなみに車両価格だけで8,000万円
まさかAMG G63 6×6がジャンカラ公式の広報車に採用されていたとは
京都府にて、2014年に日本限定5台のみ販売された究極のオフロードクロカン特別仕様車AMG G63 6×6(シックス・バイ・シックス)のジャンカラ仕様が目撃されています(画像を提供頂けたS様には心より感謝申し上げます!)。
こちらの個体、元々ダイナミックなハイパフォーマンス四輪モデルAMG G63をベースに、前輪は2輪・後輪を4輪にした六輪仕様ということで、これまで培ってきた軍用車両や装甲仕様の技術とノウハウを活かしながら見事公道仕様として実現した究極のオフロードモデルとなります。
ボディサイズとしては、全長5,870mm×全幅2,100mm×全高2,300mmというとんでもないサイズ感で、車体重量3,850kgのダイナミックなモデルなのですが、まさかこれをカラオケチェーン店となるジャンカラ広報車用としてカスタムしたモデルが存在するとは…
気になるサイド・リヤデザインはどのように仕上げられているのか、以下の次のページにてチェックしていきましょう。
ジャンカラ仕様のAMG G63 6×6の外観をインプレッションしていこう
まずはサイドのスタイリングをチェックしていきましょう。
ぱっと見の感想は、とにかく”デカい!”。
全長約5,870mmのロングボディに加え、全高も2,300mmの超ビッグサイズということで、アメ車のフォードF-150がコンパクトに思える程のサイズ感です。
そしてサイドパネルにはジャンカラ(ジャンボカラオケ店)のロゴやイメージカラーとなるレッドにフルペイントされていますが、これはオーナーの好みによって実現したものではなく、本物のジャンカラ広報車として、京都市内を走行しているとのこと(オーナーの趣味要素も入っていると思うが…)。
ぶっちゃけクロカンモデル好きにとっては、ジャンカラよりもAMG G63 6×6に興味を持ってしまうのではないでしょうか?
近寄りがたいほどにダイナミックなお尻を持つG63
続いてはリヤプロファイル。
こちらは画像提供頂けたS様によって撮影されたものですが、リヤクォーター部分が先ほどの画像と異なってオリジナルパーツに移植され”OPEN 四条大宮駅前店”の宣伝も。
リヤエンドにはさりげなく「G63 AMG 6×6」のバッジも確認できますね。
そしてダイナミックなオフロードタイヤをカバーするための過激なオーバーフェンダーの張り出しが凄い事…従来のG63やジープ・ラングラーとは比較にならないほどのワイド感だと思います。
実際に街中を広報車両として走行しているところも撮影されていますが、ジャンカラの宣伝サウンドも流れるのか非常に気になるところ。
AMG G63 6×6の気になるパワートレインは、排気量5.5L AMG製V型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載し、最高出力544ps/最大トルク760Nmを発揮するトルクモリモリ仕様。
駆動方式は安定の六輪駆動システムを採用し、オーストラリア軍などに納入されている軍用車両の技術を転用しているとのことで、3つの車軸すべてと各車軸間にはロック機構を備える5つのディファアレンシャルギアを搭載しているそうです。
迫力が凄いなぁ…
ちなみに最低地上高は460mmと非常に高くオフロード向きで、水深1,000mmまでであれば問題なく走行が可能になっているので、災害時にもフル活用できる究極のオフロードモデルとなっています。
先述の通り、車両本体価格は約8,000万円からとのことですが、おそらく諸々のカスタムやオプション費用などを含めると、優に1億円はこえているのではないかとおもいます。
メルセデスベンツG63 AMG 6×6。受注生産で日本には5台しかいないと聞きました。1台8000万円だそうです。 pic.twitter.com/jbsrR8Swtc
— しばとら@廃墟事業部 (@shibatorakotsu) May 21, 2020
メルセデスベンツの高級SUV「Gクラス」の高性能モデル「G63AMG」をベースにした「6輪駆動」の特別仕様車「メルセデスベンツ G63AMG 6×6」。日本に5台しかありません。その内1台が、ジャンカラ仕様になって、走行中です! pic.twitter.com/zIeTROn6vC
— ジャンカラの公式ツイッター (@jankara) October 16, 2015