マイナーチェンジ版BMW新型6シリーズGTが世界初公開!最も優雅なスタイルを持ち、マイルドハイブリッドも搭載で走りの質感アップ!

2022-07-05

新型5シリーズとほぼ同じデザイン言語を持ってデビュー!

2020年5月27日、BMWのマイナーチェンジ版・新型5シリーズ(New 5 Series)がデビューしました、今度は更なる上位グレードとなる新型6シリーズGT(New 6 Series Gran Turismo)も世界初公開されました。

新型6シリーズGTは、4ドアセダンとはちょっと異なる優雅で緩やかなルーフラインを持つファストバックに近いボディスタイルを持ち、それでいて今回のマイナーチェンジによりマイルドハイブリッドグレードも追加され、より走りの質感を高めた一台となっています。

今回のモデルでは、全長5,090mmとマイナーチェンジ前に比べてサイズ感は変更されず、ホイールベースも3,070mmとロング仕様のままではあるものの、フレームレスのサイドウィンドウや大きなリヤテールゲート、120km/h以上の速度にて自動作動するリヤスポイラー、そして600L~1,800Lと積載性を向上させたトランクルーム等が採用され、更なる実用性を高めています。


新型6シリーズGTの内外装をチェックしていこう

それでは早速、新型6シリーズGTの外観をチェックしていきましょう。

先ほど公開した新型5シリーズ同様に、ワイド感のあるキドニーグリルとフロントヘッドライトを採用し、新型4シリーズのような巨大キドニーグリルではなく上位モデルらしい落ち着いたデザインに仕上げられていますね。

フロントヘッドライトもLEDのプロジェクタ式を採用し、LEDデイタイムランニングライトはL字型を連ねたシンプル&スタイリッシュ仕様。

その他にも再設計されたフロントエプロンが装備され、インテーク形状もシャープでスポーティな印象を受けます。

サイドのスタイリングはこんな感じ。

GTモデルとはいいながらも、どことなくプジョー508のようなファストバックっぽい印象を受け、特に後席からリヤトランクに向けてのルーフ傾斜も緩やかで美しいですね。

リヤテールランプはそこまで大きな変化も無く、しかしリヤマフラーは台形タイプのフィニッシャタイプをインストールしています。

インテリアもほぼほぼ新型5シリーズと同じ

インテリアはこんな感じ。

新型5シリーズとそこまでの変化は無いものの、電動パワーシートやレザートリムは標準装備とし、更にオプションにて多機能タイプのリヤベンチシートの設定も可能とのこと。

その他にも、新デザインのインテリアトリムやダイナミックインテリアライトを備えるアンビエントライト、4ゾーンオートエアコン、パノラマガラスルーフ、Bowers&Wilkinsサラウンドシステム、リヤシートエンターテイメントプロフェッショナルシステムなども準備されています。

センターシフト周りはこんな感じ。

ほぼほぼ新型5シリーズと同じで、大きな差別化は図られていないように感じます。

そしてこちらがパノラマルーフ。

解放感がありますし、しかしシェードも設けられているので、しっかりと使い分けができるのは有難いところです。

リヤトランクルームはこんな感じ。

リヤシートを全面に倒せは、最大1,800L分の荷物を収納することが可能ですし、長尺物も余裕そうですね(普通に車中泊もできそう)。

グレードは全5種類で、全てマイルドハイブリッドを搭載

気になるグレード構成についてですが、630i/640i xDrive/620d/630d xDrive/640d xDriveの5グレードがラインナップされ、ガソリン・ディーゼルエンジン全てに48Vマイルドハイブリッドシステムを追加しています。

具体的には以下の通り。

・630i:排気量2.0L 直列4気筒ガソリン+48Vマイルドハイブリッド(システム総出力258hp/最大トルク400Nm)
・640i xDrive:排気量3.0L 直列6気筒ガソリン+48Vマイルドハイブリッド(システム総出力333hp/最大トルク450Nm)
・620d:排気量2.0L 直列4気筒ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド(最大出力190hp/最大トルク400Nm)
・630d xDrive:排気量3.0L 直列6気筒ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド(最大出力286hp/最大トルク650Nm)
・640d xDrive:排気量3.0L 直列6気筒ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド(最大出力340hp/最大トルク700Nm)

気になる新型6シリーズGTの価格帯は、欧州市場にて約740万円からの発売となり、アメリカ市場では販売されないとのことです。

6シリーズ関連記事

Reference:motor1.com