【その価格は約1,220万円】ヴェイルサイド仕様の日産スカイラインGT-R R33がアメリカにて販売中。東京オートサロンでMVPを獲得した究極の一台

2022-07-07

遂にヴェイルサイド仕様のR33もアメリカへと渡ったのか…

アメリカの中古車市場Vistec R Importsにて、何とヴェイルサイド(Veilside)仕様に過激カスタムされた日産スカイラインGT-R R33(Nissan Skyline GT-R R33)が販売されています。

今回販売されている個体は1995年式となるため、アメリカ独自の25年ルールを満足しており、更には傷が一切ついていないコンディション抜群の一台となっています。

※国産スポーツカーを盗難・解体して輸出→アメリカにて販売という疑惑を持たれているJ-Spec Autoとは異なるのでご注意を

ヴェイルサイドといえば、映画ワイルド・スピードX3”TOKYO DRIFT”にてハンが愛用していたマツダRX-7(FD)フォーチュンで一躍有名となりましたが、今回はアメリカ市場において価格高騰中のスカイラインGT-R R33をベースにした個体ともなれば、その価格帯もとんでもないことになりそう…


見れば見るほどに不気味で過激なスカイラインGT-R R33をチェックしていこう

改めてヴェイルサイド仕様のR33を見ていくと、ガンメタル系のボディカラーにはっきり純正と異なるワイドボディキットを装着、更にはフロントフードにもダクトが設けられ、ハンドルももちろん右ハン仕様でオーダーメイド付きとなっています。

大きく張り出したワイドフェンダーに加え、足回りも専用サスペンションによりローダウンし、ド派手でワイド感漂うサイドスカート、固定式リヤウィング、スター形状の大口径アルミホイールを装着しています。

後はシフトノブやフロントシートもヴェイルサイドオリジナルに移植されているとのこと。

リヤバンパーもヴェイルサイドオリジナルで、フィン形状付きの過激なデザインとなっていますね。

ちなみにパフォーマンス面においては、ウォーターポンプやカムシャフト、エンジンスタッド、カムギア、タイミングベルト、Wisecoピストン等の多くのアップグレードが施され、更にエンジンにおいてはHKS2540ターボチャージャーキットを搭載し、N1クランクシャフト、ATIプーリー、GReddy 100mmインタークーラー、ブリッツラジエーター、ブリッツブローオフバルブ/オイルクーラー、ARCエアインテーク、オーリンズアジャスタブルサスペンション、ブレンボ製ブレーキシステム、Nismo製クラッチもフル装備。

1996年には東京オートサロンにてMVP賞を受賞した貴重な一台

過去には、東京オートサロン1996にてMVP賞を受賞した大注目のモデルということで、当時大注目された一台でもありますが、そういった功績もあってなのか、アメリカではかなり注目されているプレミアモデルでもあります。

そんなヴェイルサイドカスタムのスカイラインGT-R R33の気になる価格帯ですが、現行R35のエントリーモデル以上となる約1,220万円にて販売されているものの、思ったよりもそこまで高額でないのに驚き。

やはり純正仕様が最も高額なのか、それとも2024年以降に25年ルールが解禁されるR34人気が異常なのか…今回販売の個体は大注目の一台ではないかと思います(アメリカ内で頻繁的に転売される恐れも高そう…)。

ヴェイルサイド関連記事

Reference:CARSCOOPS