中国市場向けのフルモデルチェンジ版・ホンダ新型フィット4(飞度)デビュー!何とメッシュグリル採用でスポーツ志向に、そしてサイドブレーキは手引き式に
あのマイルドフェイスの新型フィット4がメッシュ仕様になるとは…
2020年6月10日、中国市場向けとなるホンダのフルモデルチェンジ版・新型フィット4(Honda New FIT4/飞度4)がデビューしていたことが明らかとなりました。
今回発表された個体は、日本市場向けのモデルとは異なり、従来グレードのスポーツ(SPORT)はグリルレスバンパーではなくスポーツ志向のメッシュグリルを採用し、更にSUVテイストのクロスター(CROSSTAR)もラインナップされることに。
上の画像でも確認できますが、SPORT(Tide Run Pro)グレードは、フロントエンドのグリルレスバンパーからハニカム形状のメッシュグリルを採用し、更にフロントロアバンパーやインテーク周りを見ていくと、ブラックのL字型フレームを採用することでカスタムチックな外観に仕上げられていますね。
日本市場向けの新型フィット4はグリルレス採用で非常にマイルド
こちらが日本市場向けにて販売されている新型フィット4(LUXE)。
フロントのグリルレスバンパーはもちろんのこと、ロアグリル部分もハニカム形状のメッシュではなくシンプルな水平基調となっているため、中国市場向けとは大きく方向性が異なっていることが確認できます。なおプロジェクタ式の単眼LEDヘッドライトや、U字形状のLEDデイタイムランニングライトは同じデザインで、このあたりのユニークさやキュートな印象は特に変わらずですね。
こうして比較して見ると分かりやすいですね。
フロントヘッドライト以外のグリル部分はインテークデザインなど、中国市場向けの方がかなりアグレッシブにまとめられていると思います。
クロスター(CROSSTAR)は世界共通の欧州デザイン
そしてこちらがSUVテイストグレードとなるCROSSTAR(Chaoyue Max)。
日本市場・欧州市場向けと共通のボディパネルを採用しているので、特にこれといった違いは無いように思えますね。
そしてこちらはインテリアデザイン。
シートは日本市場向けのスポーツグレードNESS(ネス)と同じフルファブリックにグレーとライムグリーンのアクセントを加えた2トーンカラーを採用し、センターインパネ上部には8~9インチと思われる大型タッチディスプレイが標準装備されています。
その下のダイヤル式のエアコンスイッチや、USBポート、センターシフトノブ(シフトブーツ付き)は日本市場向けと変わらずですね。
何と電動パーキングブレーキは採用されず、その代わりとしてムーンルーフの装備が可能に
ただ、中国市場向けのモデルは電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が装備されていないとのことで、その代わりとして手引き式のサイドブレーキが標準装備されています。
すこし見にくいと思いますが、何とフィット4にチルト&スライド付きの電動ムーンルーフも装備されるという豪華仕様。
解放感もあってかなり充実した一台に仕上げられていますね。
気になるパワートレインについてですが、今のところEarth Dream Technologyパワーと呼ばれる排気量1.5L 直列4気筒DOHC i-VTECエンジンを搭載し、トランスミッションはM-CVTのみを採用。
価格帯については明らかになっていませんが、恐らく近日中にグレード別価格帯が公開されると思われます。
新型フィット4関連記事
Reference:Auto.sina.com.cn