ヘネシーが800馬力発揮の化け物を発表!シボレー・シルバラードをベースにした過激カスタムモデルの”ゴリアテ6×6”とは一体?【動画有】

2022-08-19

フルサイズピックアップトラックで800馬力はもはや化け物だ

アメリカ・テキサス州に拠点を置く過激チューナーのヘネシー・パフォーマンス(Hennessey Performance)と言えば、最高時速483km/h(300マイル)を超えるハイパーカー・ヴェノムF5(Venom F5)の開発が進められていますが、その一方で大排気量エンジンを搭載するアメ車の過激チューニングモデルも次々と発表しています。

今回ヘネシーが発表した個体は、シボレーのフルサイズピックアップトラックモデルとなるシルバラード(Chevrolet Silverado)で、更にこのモデルをベースにとんでもない過激チューニングを施したカスタムモデル”ゴリアテ6×6(Goliath 6×6)”を公開しています。

※ゴリアテの由来は、旧約聖書のサムエル記に登場するペリシテ人の巨人兵士を指しており、英語発音ではゴライアスとも呼ばれている模様


車軸拡大とサスペンション強化で本気の走りを提供

このゴリアテ6×6は、数年前に発表されたメルセデスベンツAMG G63 6×6をライバル視する一台で、ボディサイズが大きいだけでなく、パワーでも圧倒することを目的にカスタムされたと言われています。

具体的なカスタム内容としては、後輪に新たに2輪の車軸を追加することで6輪駆動へと拡大し、更に車高は8インチ程アップしてオーダーメイドのサスペンションコンポーネントに適合するように細かい調整が施され、最適な足回りを提供。

アメ車と言えば大排気量エンジンだが?

パワートレインとしては、排気量6.2L V型8気筒エンジンをベースにしつつ、更にここからブースト用の2.9Lスーパーチャージャーを取り付けることにより、最高出力705hp→800hpへと大幅アップグレード。

足もとのアルミホイールもヘネシーオリジナルの大口径タイプを装着し、タイヤはオフロード仕様でグリップ力も高め。

オフロードでの走破性を高めるだけでなく、オンロードでの走行性能も大幅に高めているとして、AMG G63 6×6にどこまで差を広げることができるのか注目したいところ。

ドロドロ感たっぷりのエンジンサウンドはもちろんですが、ダイナミックなサイドマフラーやボディサイズも規格外のレベルだと思うので、恐らくアメリカ市場でしか使用できないようなスペックなのではないかと予想。

日本市場ではあまりにもサイズが大きすぎて、とても乗りこなすのは難しい一台ではないかと思います。

【GOLIATH 6X6 – Supercharged 800 HP by Hennessey Performance】

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Refernece:CARSCOOPS