次期V6ハイブリッド?マクラーレンが新たな商標として「セイバー(Sabre)」を出願していたことが判明。今後数字を用いた名称は廃止か

2022-07-07

遂に次世代V6ハイブリッドモデルの名称は「セイバー」になる?

以前よりマクラーレンのスポーツシリーズで次期V6ハイブリッドシステムを搭載する予定の開発車両が目撃されてきましたが、今回新たな動きとして米国商標特許庁に新名称となる「Sabre(セイバー)」を、2020年6月10日に商標出願していたことが明らかとなりました。

こちらが実際に商標出願されている「MCLAREN SABRE」(ホームページはコチラ)。

この「セイバー」という名称が、次期スポーツシリーズに採用されるかはわからないものの、今後マクラーレンは、P1(Position 1)/765LT/720S/675LT/650S/600LT/570S(GT)/540Cといった数字(主に馬力)を用いた名称を廃止する可能性があり、マクラーレン・セナ(McLaren Senna)やGTを皮切りに、個性的な名称を積極的に取り込んでいくのではないかと予想されます。


どうして「セイバー」なのか?

ちなみに、セイバーは日本語で”剣/刀”を意味していますが、噂によると新世代モデルのヘッドライトが剣(サーベル)のような切れ味の鋭いラインを描くことから来ているのではないか?ともいわれていて、それと同時にマクラーレンの次期ラインナップモデルでは、刀含めて日本の文化なども取り入れる?などの憶測もあったりで、今後のマクラーレンのデザイン言語や動きには注目したいところ。

既に次期モデルはリークされてデザインも判明

なお海外自動車ニュースサイトAutocarの情報によれば、マクラーレンのマイク・フレウィットCEOとのインタビューにおいて、スポーツシリーズの置き換えモデルが2020年後半に導入される予定とのことで、その一台が今回のセイバーになると言われており、既にフロントデザインも開発車両のインフォテイメントディスプレイから完全リーク済み。

720SのようなフロントマスクとストレートのLEDデイタイムランニングライトが確認でき、かなりスタイリッシュで筋肉質なボディに見えますね。

外側に大きく張り出したフェンダーや顕著なフロントスプリッターも確認でき、現行のスポーツシリーズとは大きく差別化されたエクストリームデザインに仕上げられています。

またボディスタイルについては、スピードスターモデル・エルヴァやアルティメットシリーズ・ハイブリッドモデルのスピードテールに倣うようなデザインに仕上げられ、フロントガラスもちょっと個性的な形状になっています。

気になるエンジンスペックはどうなる?

そんな次世代モデルについてですが、ダウンサイジング化されたV型6気筒ツインターボチャージャーエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用される予定となっていて(バッテリーのみでの航続可能距離は32kmと言われている)、このシステムにマッチした新世代プラットフォームを利用することにより、更なる走りの質感向上と剛性アップ、そして最大限の軽量化が計画されています。

現時点ではこれ以上の情報は明らかになっていないものの、ハイブリッドモデルともなればシステム総出力は600hp以上になることは確実でしょうし、もしかするとスーパーシリーズ720S/765LTを圧倒するレベルのパワーを持つことも期待されるかもしれません。

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Reference:motor1.com