フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアー(ガソリンS)に試乗。期待値が高すぎただけに残念な部分も多数…子供を後席に乗せてのインプレッションも

2020-06-23

ガソリンSの新型ハリアーに試乗してみよう

早速新型ハリアー(ガソリンS)を試乗していきましょう。

まずはエンジンを始動してみての印象ですが、これはGグレードやZグレードと異なってエンジン始動時の振動が少しシートに伝わってきました。

遮音材やシート材質(Sグレードはフルファブリック)の関係なのかはわからないものの、エンジン始動の時点からちょっとストレスが感じてしまうほど。


2リッターガソリンの加速性能はどうだ?

そして電動パーキングブレーキを解除して”D”レンジに入れて発進します。

クリープ走行は非常に滑らかで乗り味も中々に上質。

そのまま公道に移り、少し加速させていきます。

最も気になっていた排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジンの加速性やレスポンスはどうなのか?についてですが、Youtubeなどでは「ガソリンでも十分」というコメントが多かったですが、確かに街中でゆったり走る分には何も問題なく普通のSUVカーとして乗る分には何も問題は無いと思います。

ただ、クルマ通りが少なく信号がほとんど無い市道で少し加速させてみた際、トルクが思った以上に低いからなのか、アクセルを一気に踏み込んでも回転数が上がるまでにタイムラグがあったように感じました。

車体も重いため、パワー不足に感じることはある程度予想はしていたものの、それ以上に乗り味などにも期待していたのですが、これが完全に予想外の方向に。


後席に乗せていた子供がすぐに酔ってしまうというハプニングに

実はこの日、子供を後席に乗せて試乗していたのですが、ファブリックシートの素材に問題があったのか、シートのニオイに問題があったのか、それとも私の運転に問題があったのかはわからないものの、試乗開始して10分後には酔ってしまうという問題に(普段から買い物袋を常備しているので、とりあえずそれを子供に渡している)。

子どもはクルマの乗り心地やシートのカタさにとても敏感なのですが、新型ハリアーのファブリックシートが苦手だったのか、予定していた30分程の試乗を諦めて途中引き返すことに。

コーナリング等の細かい走行性能に関しては、子供を乗せての試乗ではできなかったため、何もできずに試乗終了。

子供を自宅まで送った後に単独で試乗させていただいたため、単独試乗後のインプレッションは後日記載しますが、何よりも一番の収穫だったのは子供がすぐに酔ってしまうということでした。

勢いでガソリンZ”Leather Package”を購入している私ですが、ここに来て色々と不安になってきたのもありますが、本革シートにして子供がどのように感じるかは納車後に一度インプレッションしてみようと思います。

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