マセラティ新型MC20はV6ハイブリッド搭載で550馬力発揮すると報道。次世代グラントゥーリズモ/グランカブリオ等にも同じエンジンを搭載との噂も

将来的にはマセラティの全ラインナップがハイブリッドシステムを搭載することに

なお今回の新世代エンジンは、将来的にフルモデルチェンジ版・新型グラントゥーリズモ(Maserati GranTurismo)/グランカブリオ(GranCabrio)といった多くのスポーツモデルにも適用されると伝えられており、マセラティのラインナップのほとんどが、環境規制に適したハイブリッドシステムへと置き換えられる予定となっています。


もちろんFCAグループのラインナップモデルもハイブリッドを採用へ

更にAutomotive News Europeは新たな情報として、同グループとなるアルファロメオ・ステルヴィオ(Alfa Romeo Stelvio)についても、同じV型6気筒ハイブリッドエンジンを搭載し、システム総出力530psに抑えたスペックに設定するとも伝えられているそうです。

もちろん、現在フェラーリ製エンジンを搭載しているレヴァンテ(Levante)/クアトロポルテ(Quattroporte)にも新エンジンが搭載される予定で、それぞれに530ps/580psとかなり具体的なスペックまで報告されているため、徐々にマセラティの全ラインナップモデルをハイブリッドへと置き換えていくと考えられます。

その他について、マセラティが2020年7月15日に発表するであろう改良型となる新型ギブリ(Ghibli)については、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステムを採用するとも報じられ、更にはアルファロメオ・ジュリア(Giulia)/ステルヴィオ、そしてジープ・チェロキー(Jeep Cherokee)/ラングラー(Wrangler)にも流用されるとのことなので、今後ラインナップに適したハイブリッドシステムが搭載され、更に価格帯も考慮されることにも大きく期待したいところです。

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Reference:CARSCOOPS