遂に来るか?ブガッティ・シロンの新たな派生モデルが2021年6月8日にデビューへ!風洞試験内にあることから、空力特性を大幅に向上させたモデルの可能性も

そういえばブガッティは「シロンのオープンモデルは作らない」と言っていたが…

ブガッティといえば、サウジアラビア王子であるバドル・ビン・サウード(Badr Bin Saud)氏のために、約20億円もするワンオフモデルのラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)を納車予定としていますが、何とこのモデルとは別のワンオフモデルとなるシロン・ロードスター(Chiron Roadster)が製造されるとの噂が浮上しています。

海外の自動車ニュースサイトThe Supercar Blogの情報によると、シロン・ロードスターの詳細な情報は明らかになっていないものの、基本的にはクーペタイプとなるシロンのプラットフォームとエンジンをベースとし、更にその価格帯は約11.8億円にも上ると具体的な数字も明らかになっています(但し、この価格が車両本体価格なのかオプションや諸費用含めての価格は不明)。

11億円以上もするとなれば、ブガッティが世界限定10台のみ販売し、プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏も購入したと噂されるチェントディエチ(Centodieci)よりも高額であるため、おそらくブガッティ史上2番目に高額となるモデルになるのではないかと思われます。


ブガッティは既にヴェイロンをベースとしたオープントップモデルを販売済み

なおブガッティのオープンモデルといえば、先代のヴェイロン(Veyron)をベースにしたオープントップのヴェイロン・16.4グランドスポーツ・ヴィテッセ(Bugatti Veyron 16.4 Grand Sport Vitesse)が有名で、日本には僅か2台しか納車されていない希少車種でもありますね。

今回のシロン・ロードスターも、上記のヴェイロンと同じオープントップスタイルになると予想され、しかしオープンモデルならではとなるボディ剛性の向上はもちろんのこと、一部の情報ではラップアラウンドウィンドシールドを備えたスタイルになる?との情報もあるそうなので、一体どういったモデルになるかは登場するまで楽しみにしたいところ。

シロン・ロードスターのオーナーは誰が有力?

そしてこのロードスターモデルを「どのオーナーが購入するのか?」という点にも注目したいところですが、ブガッティが選ぶVIP顧客になることは間違いなく、それこそこれまで販売されてきたブガッティの超限定モデルを購入してきた人物だと思われ、その候補にはラ・ヴォワチュール・ノワールが納車されるであろうバドル・ビン・サウード氏の可能性もあるかもしれませんね。

なお、彼が最もラ・ヴォワチュール・ノワールのオーナーであることが濃厚と示す根拠として、ブガッティモデルの中でも本来市販化するはずの無かったグランツーリスモスポーツ専用モデルとなるヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)をオーダーし、更にはシロンを世界で最も早く納車させた有名人物でもあることから、彼がブガッティを愛し、ブガッティからも愛される唯一のオーナーではないかと考えられます。※すでにVGTはアメリカのオーナーに売却済み

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Reference:TheSupercarBlog