マセラティ・レヴァンテ/ギブリに”イタリア国旗のストライプ”が追加できるオプションが設定されたようだ。但しその価格があまりにも高すぎる件

何とストライプのオプション費用は約54万円と高額!

なおマセラティは、今回の取り組みを”リニューアルプロジェクト”と呼んでいて、2020年モデルとなるレヴァンテGTS/レヴァンテ・トロフェオ/ギブリのメタリックブラックのボディカラーをオーダーしている人や既に納車されている人、そしてこれからオーダーする人を対象に、イタリア国旗のストライプを追加することが可能だそうですが、何とそのオプション費用は約54万円と超高額。

既に塗装されている上から、グリーン・ホワイト・レッドの鮮やかなカラーをペイントするため、どうしても塗装技術と難易度が向上してしまい、更には1層のペイントだけでなく何層にも重ねてペイントしなければならないため、寧ろこれだけの作業量を約54万円で対応できるのは”お得”レベルではあるものの、そういった背景は一切説明せずにオプションとして販売されるため、そりゃ「オプション高すぎだろ!」と思われても仕方ないところだと思います。


フェラーリのセンターストライプもかなり高額

なおフェラーリのスペチアーレモデルとなる488ピスタのフロントフードやトップルーフ等にも、オーナー好みの特別な3ラインのセンターストライプをオプション設定することが可能ですが、こちらは200万円以上の追加費用が発生するほどに超高額。

もちろん、理由は先ほどの通り既にペイントされたボディカラーの上から何層にもペイントするため(しかも塗料代もめちゃくちゃ高い)、塗料と技術料(工賃)が重なって高くなってしまうのは致し方ないのですが、こういった技術料も選ばれたオーナーからするとそこまで気にする金額でもなく、それ以上の満足感を得られるのがフェラーリなのかもしれません。

話は先ほどのマセラティに戻りますが、今回のイタリア国旗ストライプのメーカーオプションは、欧州や中東、アフリカ市場を中心にラインナップしていくとのことですが、日本市場にてオプションとして設定されるかは一切不明。

もしかすると日本市場では対応しないかもしれませんが、さすがに既に納車されているモデルやオーダー済みの個体に追加設定することはできないでしょうし、確実にイタリア本社での塗装作業になると思うので、ディーラーオプションのように後付けできるような簡易的なものではないと思われます。

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Reference:motor1.com