これってフルモデルチェンジ版・スバル新型レヴォーグのこと?カルストロードが自動車CM撮影のため6月29日~7月5日まで断続的に通行止めに

新型レヴォーグの詳細情報をチェックしていこう!

①:エンジンとトランスミッションについて

まずは新型レヴォーグの気になるエンジンについてですが、今回は新開発となる排気量1.8L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンが搭載され、最高出力177ps/最大トルク300Nm(30.6kgf・m)を発揮。

そして気になるガソリンの種類ですが、今回の新開発エンジンでは、熱効率40%以上と圧縮比UPに加え、リーンバーンターボ特有の技術を活かすためにハイオクガソリンは推奨せずレギュラーガソリンになるとのことです。

現行モデルの1.6リッターターボや2.0リッターターボに比べて燃費も稼ぐ上に、ガソリンもレギュラー仕様となるとかなり経済的でお財布にも優しいですね(そのかわりハイオクを給油すると問題もあるとか?)。

そしてトランスミッションについてですが、これは現行モデル同様にCVTを採用するものの、80%以上の大幅な再設計が施され、更に8速ATに匹敵もしくはそれ以上の滑らかでスムーズな加速が期待されるとのことです。

2021年には2.4Lボクサーエンジンも追加ラインナップ予定

ちなみに11月末発売予定時には、排気量1.8L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンのみがラインナップされますが、半年後~1年後には更なるハイパワー仕様の排気量2.4L 水平対向4気筒エンジンも追加ラインナップ予定とのことなので、このグレードも期待したいところですね。

このエンジンは、将来的には次期「WRX STI/S4/BRZ/トヨタ86」にも搭載される予定とのことで、こうしたスポーツモデルに含まれるというのも期待が持てますし、シンプルで分かりやすい割振りをするのもスバルの良いところだと思います。

トランスミッションについてはCVTのみで、駆動方式は安定の四輪駆動(AWD)のみをラインナップ予定とのこと。


②:ボディサイズについて

続いてボディサイズについてですが、今回のフルモデルチェンジによりSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用するとのことで、骨太なフレームとなり、走行中の振動を最小限に抑える一方、ボディも全体的にサイズアップします。

具体的には、全長4,755mm×全幅1,795mm×全高1,480mm、ホイールベース2,670mmと、現行モデルに比べて全長+65mm/全幅+15mm/ホイールベース+20mmとなっていますが、全幅1,800mmを超えてこなかったのは意外でしたね。

③:グレード構成について

続いてグレード構成についてですが、これは大きく3グレードとなる「GT/GT-H/STI Sport」の3種類がラインナップ。

特に中間・上位グレードのGT-H/STi Sportでは、メモリー付きパワーシートが設定され、上位グレードのSTi Sportはブラック&ボルドーのバイカラー本革スポーツシートエントリーグレードGTと中間グレードGT-Hはブラックのファブリック&合成皮革のスポーツコンビシートが設定されるとのことです。

あとはステッチカラー(シートに縫合する糸の色)がGTグレードでシルバー、GT-Hグレードでブルー、STi Sportでボルドーとなり、シートヒーターとハンズフリーパワーテールゲートはGT-H/STi  Sportに標準装備されます。

ただ、ここで注意していただきたいのが、今回のグレード構成では厳密にADAS(Advanced Driver Assistance System)と呼ばれる先進運転システムが設定可能とのことなので、全6グレードがラインナップされることになりますね。

・(エントリーグレード)GT
・GT・ADAS
・(中間グレード)GT-H
・GT-H・ADAS
・(上位グレード)STi Sport
・STi Sport・ADAS

ADASの具体的なオプション内訳ってどうなってるの?

ちなみにオプションとなるADASの具体的な内訳としては以下の通りで、これを装備しないとナビゲーションディスプレイは最大9インチまでしか装備できないので注意が必要です。

【新型レヴォーグ専用ADASオプション内訳】

・11.6インチナビゲーションディスプレイ
・運転席12.3インチインフォテイメントシステム(液晶メーター/マップ表示/アイサイト機能対応)
・デジタルマルチビューモニターシステム
・先進運転支援システム
・ウェルカムライティング
・コネクティッドサービス
・ドライバーモニタリングシステム

おそらくインテリアも、北米市場向けの新型レガシィ(Legacy)/アウトバック(Outback)のようなレイアウトになることが予想されるので、個人的にはリセール面も考慮して絶対に装備したほうが良い考えています(値段はまだ不明ですが…)。

その代わり、エアコン関連のスイッチも全てタッチパネル系になってしまうので、誤操作などは発生するかもしれませんね。

あとはセンターシフト周りが新型レヴォーグ専用設計になるとのことなので、他のラインナップモデルとは全く異なるデザインになるそうです。

残念ながら画像は掲載されていなかったのでわからないものの、それだけ新型レヴォーグは特別な一台になるのでしょうね。

④:安全装備について

最後は安全装備について。

現行レヴォーグでも充実した装備内容となっていますが、以下の新機能も盛り込まれています。

・プリクラッシュブレーキ
・後退時ブレーキアシスト
・AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御
・全車速追従機能付きクルーズコントロール
・車線逸脱抑制
・警報&お知らせ機能
[NEW]カーブ前速度制御
[NEW]料金所前速度制御
[NEW]渋滞時発進アシスト
[NEW]ドライバー異常対応システム
[NEW]アクティブレーンチェンジアシスト(50km/h以下ハンズオフ可)
[NEW]渋滞時ハンズオフ

今回はザっとこんな感じですね。

新型レヴォーグは現行モデルでも十分魅力的なモデルですが、今回のフルモデルチェンジにより、更にエッジの効いたアグレッシブなデザインとなり、装備内容も大幅に向上するため、かなり商品力の高い一台になると思われます。

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