レクサス大丈夫か?マイナーチェンジ版・新型LSの”デザインが酷い”と話題に。ナンバープレートはどこに付く?ナビが不格好など…

新型LSの注目されるポイントを見ていこう

①:ナンバープレートはどこに装着する?

まずは新型LSの外観について。

今回のマイナーチェンジにより、人の感性に寄り添った最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate(レクサス・チームメイト)」が採用され、フロントロアエンドには自動運転技術Advanced Driveシステムが搭載されるのですが(上の赤丸部分)、これを採用することにより「ナンバープレートってどこに装着するの?」といった疑問が続出。

日本のナンバープレートサイズでは、レクサス”L”マークエンブレムと自動運転装置の間に設けることは難しく(カメラを搭載しているので…)、だからといってスピンドルグリルとインテークベゼルの中間にあるフロントバンパーに装着してしまうと、クリアランスソナーがを隠してしまう恐れがあります。

そうなると、こんな感じで改造車やアルファロメオ、ブガッティのようにセンターからズラしたような配置になってしまうのですが、これはちょっと見てくれが悪いと言いますか…ナンバー位置がズレたことで一気に不格好になってしまいますね。

ちなみに自動運転用のセンサーは、こんな形で汚れなどが付着した場合、自動?もしくは車内のタッチ操作にてウォッシャー液の装置が浮き出て放出するようですが(寒冷地仕様的なアレ)、これってちょっとした汚れでも付着したら洗浄するのでしょうか…

そうなると洗浄液の消費量も相当に多くなるでしょうし、補充も中々に面倒くさそう(そしてウォッシャー液が作動するなら尚のことナンバーを装着するのは難しそう)。

F SPORTグレードでは自動運転技術は採用されない?

ちなみにF SPORTグレードでは、センターロアグリルに自動運転用のセンサーが設けられていないので、これまで通りセンターにナンバープレートを装着することが可能。

恐らく自動運転技術は、上位グレードversion LやEXECUTIVEでしか採用されない特別な装備(もしくはメーカーオプション)だと思うのですが、一体どれだけ価格アップするのかも気になるところです。


②:インテリアテーマ「西陣&箔」は迷彩柄にしか見えない

続いてはインテリアを見ていきましょう。

インテリアの内装やオーナメントパネルでは、西陣&箔といった日本の伝統工芸を活かした”和”の技術が詰まっている一方で、内ドア部分の模様が「迷彩柄みたいでダサい」との意見も。

この辺りは実際に実車をみてみないと判断は難しいですが、確かにこういったデザインであることがわかっていたら、積極的にこのオプションを選択することは無いかも…

③:12.3インチナビの位置が変更され、より不格好に

そしてインテリアで最も「酷い」とされた変更ポイントが、コチラの12.3インチナビゲーションディスプレイ。

近年では、ナビゲーションフレーム(ベゼル)とディスプレイとのクリアランスを極力なくすような動きが見られる中、新型LSではなぜかインパネ内にスマートに収められていたナビがダッシュボード上に突き出てしまい非常に不格好に。

おそらくは他の車種(LX/RX/ES)同様に、運転中に目の動きだけですぐにナビの情報を見るための改良だと思うのですが、安全性を得る上では多少のデザイン低下は目を瞑らなければならないのかも?

「何かどこかで見たことあるような…」と考えていたら、イメージ的にはトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)のような特大ナビとあまり変わらない印象ですね。

こちらがマイナーチェンジ前のLSのインテリア。

インパネ内に収納されている12.3インチナビの使い勝手はそこまで悪くないものの、確かに運転中に目の動きだけでナビ情報を見るのは厳しいものがありました。

この変更はレクサスとしても致し方なかったのかもしれません。

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Reference:TOYOTA