フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアー・ガソリンZの高速道路の燃費はどうなん?カタログ燃費は18km/Lだが…安全装備の精度もチェック

新型ハリアー・ガソリンZの高速道路走行後の燃費を見ていこう

ちなみにこちらが、約60kmほど高速道路を走行しての新型ハリアー・ガソリンZの燃費。

給油後平均燃費となっていますが、給油してから約10kmほど下道を走行した後に高速道路に入って走行しているのでちょっと低めになっていますね。

上のエンジン始動後燃費が最も近いかと思われますが、今回は一応給油後燃費で見ていきましょう。

燃費としては15.3km/Lとガソリンモデルにしてはまずまずといったところでしょうか。

カタログ燃費としては、WLTCモードで15.4km/L、高速道路モードで18.0km/Lとなるため、カタログ燃費よりも低い数値になっていますが(多分19インチの大口径タイヤも影響していると思う)、そこまでストレスを感じずに走行してのこの燃費ですし、この調子で走行すれば理論上・ガソリン満タンで800kmほど走行できるわけですからね。

かなりコスパに優れた一台ではないかと思います(しかもレギュラーガソリンですし)。


往復含めての高速道路走行燃費はどうだ?

そしてこちらが復路含めての給油後平均燃費。

給油後平均燃費が14.9km/Lと悪化していますが、これは出先で渋滞だったり下道を少しだけ走行したため燃費が悪くなっています。

ただそれでも、その後の高速道路走行では、往路と同じくECOモードで回転数1,500rpm~2000rpmを行き来しながら、90km/L~100km/Lの速度で走行していたので、燃費としては申し分ないですし周りの流れに合わせながら走ることができています。

安全装備:レーントレーシングアシスト(LTA)の精度がちょっと低め?

ちなみにこの日は生憎の大雨で結構視界も悪い状態だったのですが、その状態でレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)+レーントレーシングアシスト(LTA)を使用してみたところ、中央の白線を中々認識してくれず、ステアリングアシストも結構鈍かったように感じられ、このあたりの精度はちょっと低めに感じました。

前回試乗車をお借りした際は、晴れで視界も良かったからなのか、LTAのレスポンスも非常に良かった印象なので、この辺りは天候によって精度も若干変化してくるのかもしれませんね。

あとはレーダークルーズコントールを設定する際の操作方法が、レバー式からステアリング上部のスイッチ式に変わったことで、かなり操作性が向上したように感じます。

上限速度も1km/h単位で細かく調整できますし、ボタンの配置さえ理解していれば、直感的な操作も可能になりますからね。

このあたりの改良は高く評価すべきだと思います。

なお、私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

☆★☆新型ハリアー関連記事5選はコチラ!☆★☆