ポルシェが中国市場向けに発表したタイカンRWDのボディカラーはフローズンベリーメタリック。ちょっと控え目ピンク系でターゲットは女性富裕層か?

エントリーグレードと言えども装備内容は十分豪華

ボディカラー以外の部分を見ていくと、足元のアルミホイールは何ともシンプルな5本スポークタイプの大口径アルミホイールを装着していますが、ブレーキディスクはそこまで過度なサイズ感ではなさそう。

インテリアもこれまた中国人が好みそうなパープルとグレーの2トーン仕様で、本革シートによる高級感の加味と、パープルのカーペットというのも食指が動くポイントなのだと思います。

中国はピンクだけでなくパープルの人気も高い?

なお、最近のモデルでパープルカラーを使用したモデルといえばメルセデスベンツ新型マイバッハGLS600 4Matic(Mercedes-Maybach GLS600 4Matic)で、新しいもの好きでラグジュアリー且つフラッグシップなSUVモデルを好む中国富裕層には人気が高く、今後登場するであろうフェラーリ初のSUVモデルも中国市場をメインに発売されるのでは?との噂があるほど。

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気になるパワートレインについては、リヤに装備された電気モーターによりシステム最大出力408psを発揮し、79.2kWhのバッテリーを搭載しているので航続可能距離は414kmを実現します。

なおオプションにて、バッテリー容量を93.4kWhに拡大することも可能で、その場合であればシステム最大出力408ps→476psへと大幅に向上し、航続可能距離も414km→489kmへとグレードアップします。

直線性のパフォーマンスについては、エントリーグレードでも0-100km/h加速時間が5.4秒と非常に速く、最高時速230km/hにまで到達するほど。


エントリーモデルとは思えぬほどの充実した装備で、価格も中国ではお買い得?

パフォーマンス面においては、ポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステムが標準装備され、トルクベクタリングプラスやリヤアクスルステアリング、ダイナミックシャシーコントロールスポーツはメーカーオプションとして準備されています。

インテリアについては、14way式電動調整式フロントコンフォートシートやパノラマガラスルーフ、デュアルゾーン温度調整システムが装備されているため、エントリーグレードでありながらもかなり充実したラグジュアリー仕様となっているため、この点も中国ユーザーの好みをよく理解しているのだと思いますね。

最後に価格帯についてですが、約1,340万円からとのことで、日本市場向けのタイカン4Sの1,448万円よりも少し安めとなっています。

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Reference:CARSCOOPS