フェラーリ「スクーデリア・スパイダー16M」が中古車にて販売中。価格は約4,800万円

2020-05-27

フェラーリ「スクーデリア・スパイダー16M」が中古車市場にて登場。
この個体は、フェラーリ「F430スクーデリア」をベースにしたオープンモデルで、世界限定499台のみ製造され、日本には僅か50台前後しか輸入されていない希少モデルとなります。

車名には「430」という名称はついていないものの、「F430スクーデリア」のスタイリングを踏襲し、それをオープンモデルとして展開。


今回、中古車市場にて登場している個体は、2009年式でボディカラーはブラック。
フェラーリによるプロテクションフィルムが貼られているため、ボディのコンディションは全く問題無し。
走行距離は約12,550kmとそこそこ走られていますね。

エンジンや足回りにおいても、定期的なメンテナンスが実施されているとのことで、最高のコンディションで走行が可能とのこと。
ちなみに、ホイールは19インチで、ブレーキキャリパカバーはイエロー、カーボンブレーキが装着されています。

パワートレインは、排気量4.3L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力510psを発揮。
車体重量は1,340kgと軽量で、0-100km/hの加速時間は3.7秒以下、最高速度は315km/hまで到達。
なお、フェラーリ「スクーデリア・スパイダー16M」は、最短で0.06secのシフトチェンジを可能としたF1スーパーファースト2ギアボックスを採用しており、「F50」のサーキットタイムを上回った史上最速のフェラーリオープンモデルとしても有名ですね。

内装は非常にシンプルなオールブラックで、シートやダッシュボードにはアルカンターラが採用されています。

中古車市場価格は約4,800万円と高額ですが、世界限定499台という「ラ・フェラーリ」と同じ製造台数、「F50」よりも速い当時のオープンモデル最速記録をもった希少な個体ということで、十分な価格ではないかと思います。

ちなみに、この個体の車名にもある「16」とは、F1においてスクーデリア・フェラーリが自動車製造者部門を史上最多の16回獲得したことから生み出されたメモリアルモデルで、最多獲得回数”16″という数字をとって「スクーデリア・スパイダー16M」という車名が付いていますね。

Reference:CARSCOOPS