【2017年版】最もトルクの高いスポーツカーが公開に。いずれも4桁を超えるモンスターばかり

2020-05-26

自動車ニュースサイト「autoevolution」が、2017年最高のトルクを持つスポーツカーを公開。
基本的には、内燃機関またはハイブリッドモデルをメインとし、EVモデルは対象としていないため、どこまでを選定の基準とするかは難しいところですが、今回は5台の内燃機関モデル又はハイブリッドモデルを公開していきたいと思います。


まずは、ダッジ「チャレンジャー・SRTデーモン」。
パワートレインは、排気量6.2L V型8気筒スーパージャーエンジンを搭載し、最高出力840ps、最大トルク1,044Nmを発揮する、まさしく悪魔のようなモデル。

駆動方式は後輪駆動(FR)となるため、これだけの馬力とトルクを後輪だけに集中するというのは何とも過激ですが、この個体を操作する上では10項目の条件があるみたいですね。
なお、タイヤはフロント・リヤともに同サイズの315/40R18を装着したドラッグラジアルタイヤ。
ちなみに、これだけのハイパワーを持つにも関わらず、価格は驚きの約1,000万円。
恐らく史上最安値のハイパワーモデルではないかと思いますね。

続いては、ベントレー「ミュルザンヌ・スピード」。
パワートレインは、排気量6.75L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力537ps、最大トルク1,100Nmを発揮。
エンジンは、主に1959年に導入したベントレー「Lシリーズ」のV8に基づいたものとのこと。
なお、車体重量は2,711kgと重厚感がありながらも、0-100km/hの加速時間は4.9秒。
最高速度は305km/hにまで到達し、スペックは完全にスーパーカー並。

続いては、パガーニ「ウアイラBC」。
「ウアイラBC」は、パガーニCEOであるオラチオ・パガーニ氏の親友でもあるBenny Caiola氏のイニシャルから受け継いだ「初めて人の名前にちなんで名づけられた車」となりますね。

「ウアイラBC」は、「ラ・フェラーリ」の次に歴史上2番目に強力なイタリアのロードカーで、パワートレインは、排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力800ps、最大トルク1,200Nmを発揮。車体重量は1,218kgとかなり軽量に。
駆動方式は、ダッジ「チャレンジャー・SRTデーモン」と同様に後輪駆動(MR)となるため、後輪に相当な駆動力と負荷がかかると言えます。
なお、生産台数は世界限定20台のみで、価格も約2億円と言われています。

続いては、ブガッティ「シロン」。
ハイトルクの個体としては絶対に欠かせない個体の一つですね。
ブガッティ「ヴェイロン」の後継モデルで、基本的には同じエンジンとトランスミッション、シャシーを共有しながらも、前身と比較しても全く新しいレベルにまで達した最強のロードカーともいえますね。

なお、パワートレインは排気量8.0L W16気筒クワッドターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力1,500ps、最大トルク1,600Nmを発揮するとんでもないパワーを有します。
駆動方式は四輪駆動(AWD)。ブガッティエンジニア曰く、ツインスクロールのターボチャージャーを使用しているため、ヴェイロンのエンジンから更に300ps以上の馬力と100Nm以上のトルクを絞り出すことができたとコメント。

最後は、ケーニグセグ「レゲーラ」
恐らく、地球上で最もトルクフルな個体と言っても良いメガカーで、ブガッティ「シロン」よりも400Nm上回るトルクを持つプラグインハイブリッドモデルとなります。
パワートレインは、排気量5.0L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジン+3台の電気モータ(ダイレクトドライブシステムによるモータアシストを加えたシステム)を搭載し、システム総出力1,500ps、最大トルク2,000Nmというとんでもないパワーを発揮。
おまけに燃費は30km/Lを超える環境に優しい個体でもあるとのことで、スーパーカーの常識を超える代表的な1台ともいえますね。

Reference:autoevolution