アストンマーティン「DBX」に2種類のモデルが登場。いずれもV8とV12の100%ガソリンエンジン

2020-05-27

アストンマーティンより新たに発表されたクロスオーバーモデル「DBX」ですが、2019年の販売に向けて登場するモデルがまさかのV8エンジンとV12エンジンという100%ガソリンエンジンモデルのみであることが判明。
まず、V8エンジンモデルは、次世代「DB11」のダウンサイジングモデルにも採用予定のエントリーグレードとなっています。次いで上位グレードのV12エンジンモデルは、現行の「DB11」にも採用の排気量5.2L V型12気筒ツインターボエンジンとなっています。

オート・ビルドのレポートによると、今回販売するモデルは、後のハイブリッドモデルやEVモデルへと派生するためのエントリーモデルになるとのことで、特にEVモデルにおいては、アストンマーティン初の「ラピードE」の電動パワートレインを流用することが予想されています。


なお、「DBX」は、元王立空軍基地としていた土地を約2億ポンドで買収し、2019年の生産が開始する前には約750人の製造従業員を雇うとのことで、着々と準備は進んでいる模様。
ちなみに、今後のアストンマーティンのスケジュールとしては、近日中に「V8ヴァンテージ」を発表し、2018年初めには「DB11ヴォランテ」、2018年後半には新型「ヴァンキッシュ」を発表する流れとなっています。

2019年初めには「DBX」以外にも「ヴァルキリー」がようやくオーナーのもとへ納車するタイミングにもなるため、とにかくここ数年はアストンマーティンにとっては新型車両を発表するイベントばかり。
しかも、2020年にはアストンマーティンCEOのAndy Palmer氏が「フェラーリ「488」をライバルとしたミドシップモデルを発表する」と豪語した重要な年でもあるため、しばらくはアストンマーティンから目が離せませんね。

Reference:autoevolution