「エンツォ・フェラーリ」を生み出したKen Okuyama氏デザインの「Kode 0」が遂に公開。かなりシンプルなハイパーカー

2020-05-27

先日より、今週末8月18日のThe Quail, Motorsports Gatheringにおいて、Ken Okuyama(奥山清行)氏がデザインしたワンオフモデル「Kode 0」が発表される、という記事を紹介しましたが、今回早くもそのデザインが公開されました。
上の画像を見る限り、「Ken Okuyama Cars returns to The Quail, ・・・one-off.」と表記されていることから、結構信憑性は高そうですね。


なお、スタイリングは非常にシンプルで、複雑なフォルムになっていないところがまたハイパーカーらしく、近未来チックな部分も垣間見えたりするところも不思議なところ。

パワートレインは、昨年発表した「Kode 57」にも搭載のV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力約600psを発揮するとのことで、エンジン性能というよりもデザイン性に富んだハイパーカーとして注目が集まるとは思いますが、ドアはどのようにして開くのか、ヘッドライトはどのようなデザインになるのか、未だ謎は残ったままではあるものの、明後日の発表にて全てが明らかとなります。

ちなみに、以下は昨年発表した「Kode 57」となります。
「Kode 57」の車名は、歴史的な名車たちが誕生したアイコニック・イヤーである「1957年」に対するオマージュとして名付けられています。

Reference:AUTOCAR

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今週末8月18日のThe Quail, Motorsports Gatheringにおいて、Ken Okuyama(奥山清行)氏がデザインしたワンオフモデル「Kode 0」が発表されます。
Ken Okuyama氏は、日本人として初めてフェラーリの最高峰「エンツォ・フェラーリ」のデザイナーとし就任し、更にはポルシェ「ボクスター」、フェラーリ「P4/5」等のスーパーカー/スポーツカー世代の有名車両を世に生み出した伝説の人物でもあります。

そんな彼の最新作となる「Kode 0」がThe Quail, Motorsports Gatheringにて発表後、カリフォルニア州モントレーのConcorso Italianoにて展示されることが判明しました。

現時点ではほとんど知られていない「Kode 0」ですが、「Ken Okuyama氏によって表現されたスタイリッシュなペンマンシップとカーボンファイバーモノコックやV12エンジンを一体化したような美しいワンオフモデル」とのことで、大きく期待される一台でもあります。

また、今回の発表に併せてティーザー画像も公開しており、LEDデイタイムランニングライトまたはLEDターンシグナルのあるフロントスポイラーとアングルヘッドライトを特徴とするウェッジ型スーパーカーといった印象。

なお、パワートレインにおいては、昨年発表した「Kode 57」にも搭載のV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力約600psを発揮するとのことで、エンジン性能というよりもデザイン性に富んだハイパーカーとして注目が集まりそうですね。