欧州人が好む車の色は?男性はイエロー、女性はティール。ちなみに日本は?
欧州の自動車ニュースサイトiSeeCarsが、欧州人が好む車のボディカラーを男女別に調査。
調査対象の人数は不明ながらも、数万人規模であるという情報があり、老若男女関係なく幅広い世代にて調査を実施したとのことから、かなりの信憑性があるといえそうですね。
ちなみに、実際に調査を進めた結果、男性はイエロー(33.9%)とオレンジ(32.6%)という原色が圧倒的に好みである一方、女性は不思議にもティール(19%)とゴールド(14.5%)という何とも意外過ぎる結果となりました(ちなみに男女ともにダントツで人気が無かったカラーはベージュ)。
今回の調査の結果から、iSeeCarsのCEOであるPhongly氏は「車のボディカラーと車のスタイル、そして性別によっての好みの間には、ちょっとした興味深い関連性があり、男性は女性よりもピックアップトラックやスポーツカーを好むことが多く、そのセグメントによってイエローやオレンジの割合が非常に高く、一方の女性はSUVやミニバン等のスタイリング好みで、その個体のカラーにティールが圧倒的人気を誇っている」のだとか。
ところで、女性が一番好む”ティール”というボディカラーですが、中々聞き慣れない単語のように思いますね。これは日本でいうところの”青緑”を意味していて、以下のような沖縄離島にあるような澄んだ海の色が一番イメージしやすいかと思います。
海外の女性は、神秘的なカラーや心に残りやすいものを好む傾向にあるとのことで、こういったナチュラルな色合いを車にも取り入れたいという想いがあるみたいですね。
Via:沖縄離島ドットコム
ちなみに、日本人が好むボディカラーは男女共通でやはり「ホワイト」、その次が「ブラック」という定番カラーとなっていますが、こういった背景には”好み”という嗜好よりも”リセール面”や”メンテナンス性”、そして”周りからの視線”という現実的側面が大半を占めている可能性があり、そういう意味では自分”好み”というよりかは無難なカラーをチョイスしている、という考えなのかもしれません。
Reference:autoevolution