栃木が開発したEVスーパーカー「アウル」がフランクフルトモーターショー2017にて登場。0-100km/hの加速時間は2秒

2020-05-26

栃木の人材派遣・アスパークが、世界最加速力を誇るEVスーパースポーツ「アウル(owl)」を、今月より開催するフランクフルトモーターショー2017にて世界初公開します。
アスパークは、自動車メーカでもプライベータでもない人材派遣サービスとなりますが、その企業が全くのゼロからたったの3年間で開発したのが「アウル」。
設計コンセプトとしては、「爆速で世界最高加速を誇るEV市販モデル」ということで、プロジェクトを発足。

もちろん、自動車メーカが持つような企業独自の設計ノウハウを持っているわけではないので、開発にはとにかく一苦労。しかし、自動車メーカとは異なる視点から持つ、医療向けロボット等の他分野の設計ノウハウを生かすことによって、自由な発想で取り組むことが出来ているのもこの企業の強みとなっています。


「アウル」の大きな特徴としては、0-100km/hの加速時間が2秒以内という圧倒的な加速力で、これは、テスラ「モデルS P100D」やダッジ「チャレンジャーSRTデーモン」といった0-100km/hトップの加速時間2.1秒を上回るスペックを持つこととなります。
これは、1万分の1単位でエネルギーを制御するコントロールユニットや車速とモータの回転数等のログを残す計測器を搭載することで、車体の挙動を丸裸にし、最適なチューニングを施すことで、驚異の加速性能を有することが可能になったのだとか。

その他の工夫としては、全身フルカーボンボディやマグネシウム鍛造ホイールの装着によって、車体重量を大幅に軽量化することで、パワーウェイトレシオを向上。
おまけに全高は990mmと非常に低いため、空力抵抗や低重心バランスの改善を図っています。

具体的なバッテリー容量やシステム出力、最大トルク等は不明ですが、今月開催のフランクフルトモーターショー2017にてそのすべてが明らかとなり、国産EVスーパースポーツとして全世界に発信する絶好の機会ということで、この辺りの情報はかなり期待したいところですね。

Reference:Response