ミニのトラックモデル「ジョン・クーパー・ワークス GPコンセプト」がフランクフルトモーターショーにて公開へ

2020-05-27

ミニのトラックモデルとなる「ジョン・クーパー・ワークス(JCW) GTコンセプト」が、今月より開催予定のフランクフルトモーターショー2017にて公開することが判明。
この個体は、約50年前となる1964~1965年、1967年の過去3回のモンテカルロラリーにて、Henry Liddon氏が総合優勝を果たした「ミニ・クーパー」からインスパイアされた後継モデルとなります。


ちなみに、今回のコンセプトモデルにおいては、エンジンやドライブトレインのレイアウト、そしてバンパーやサイドスカート、ルーフマウントのダクト、巨大リヤウィングが装備されており、素材としては軽量化のためにカーボンファイバを使用。

また、最新コネクティビティも導入しており、こちらについてはデジタル・インストルメント・クラスターのオイル温度や1分間当たりの回転数に関する情報をドライバに伝えるインフォテイメントディスプレイが搭載。これまでトラックモデルには無かった先進機能も充実しているとのこと。

なお、詳細なパワートレインは不明となっているため、フランクフルトモーターショー2017にて併せて発表すると思われます。

Reference:autoevolution

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ミニは、来月開催予定となっているフランクフルトモーターショー2017にて、エレクトリック(EV)コンセプトモデルを発表することが判明。
今回のコンセプトモデルは、街乗りに適したコンパクトEVをモットーに、そのスタイリッシュなデザインはもちろんのこと、操作性においてもまるでゴーカートのようにクイックに扱える一台に。
そして、これまでEV関連については、ミニは蛍光イエローを採用してきましたが、今回も”そのカラー”をしっかりと採用していますね。

「EVコンセプト」は、「MINIクーパー」をベースにしていると考えられますが、LEDヘッドライトやスポーティなフロントバンパー、かなりユニークなグリル等はエレクトリック系統を強調した”ダクトを設けない”BMWのiブランドに近いデザインですね。

サイドデザインについては、フラッシュマウントされたドアハンドル(ジャガー「Fタイプ」やランボルギーニ「ウラカン」のようなドア取っ手)と、ファイバーグラスのサイドスカート、そしてレーシーなスタイリングを持っています。
更には3Dプリンタ技術を生かした19インチのホイールを装着。

リヤエンドは、テールゲート・マウントされたスポイラーとファイバーグラス・ディフューザーを装備。そしてLEDテールランプはユニオンジャックがアクセントとなる独特のデザインを持っていますが、MINIは元々イギリス車でもあるので、その名残を活かすというのはかなりお洒落ですね。

なお、「EVコンセプト」のパワートレインの詳細は未だ明らかとなっていませんが、上述のモットーにもある”ゴーカート”というキーワードをもとに、パワーのある個体が提供される可能性が高そうですが、本格的な量産モデルとして提供は、親会社であるBMWがiブランドの展開を試みる中で、MINIも積極的なEVモデルの市販化を目指す意向を示しており、早くとも2018年以降には販売スタートする可能性もありそうですね。