これ何ぞ?ロシアにて、何とも奇妙な8輪車両が目撃に

2020-05-26

ロシアのとある工場にて、何とも奇妙過ぎる車両が登場。
その個体は、足回りに8つもの車輪を装着する車両で、外観はセダンでもSUVでもピックアップトラックでもない、何にも属さない不思議なスタイリングを持っています。
ちなみにこちらの個体は、ATSV(Amphibious All-Terrain Vehicle)という車両で、1950年代にチェリャビンクスのトラクター油圧プラントの設計局によって設計された列記とした市販車両となっていますが、一体どのような目的で設計されたかは全くの不明となっています。


写真だけを見てみると、かなりのサイズ感のある一台にも思えますが、意外にも車体サイズは全長4,530mm×全幅1,900mm×全高1,490mmと中型セダンよりもコンパクト。駆動方式はまさかの前輪駆動(AWD)とのこと。
恐らくエンジンはリヤ側に搭載するミドシップモデルと思われますが、パワートレインは一切不明。

この車両に乗車する際は、以下のようにフロントドアから乗降りします。
車内が一瞬だけ確認できますが、恐らく両サイドにシートが一列に並び、そこに連なって人々が座るといったスタイルのようですね(ますます用途が何なのか気になる)。

Reference:CARSCOOPS