2020年に発売?アウディのエントリークロスオーバー「Q1」の予想レンダリングが公開

2020-05-26

アウディより、2020年頃を目途にエントリーコンパクトクロスオーバーモデル「Q1」の生産認可がおりる直前まで来ていることが判明。
AutoExpressの情報によると、エントリーモデルとなる「Q1」は、今年後半に発売される次世代モデル「A1」をベースにすると発表されていて、セアト「イビサ」やフォルクスワーゲン「ポロ」にも採用のMQBプラットフォームを共有する可能性が高いと言われています。


なお、アウディ・セールスマーケティングのボム・ブラム・ショット氏の説明によると、欧州でのSUVやクロスオーバーモデルの需要が益々高くなっている。SUVのトレンドを無視することはできないし、更に購入しやすいエントリーモデルを販売することが重要になってくる、とのこと。

性能においては、上記の通りMQBプラットフォームを採用することを前提に、ガソリンとディーゼルはフォルクスワーゲンのエンジンをベースとした排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジン、排気量1.5L 直列4気筒ターボガソリンエンジン、排気量1.6L 直列4気筒ディーゼルエンジン、そして48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した新たなグレードが登場する可能性が高そうです。

Reference:CARSCOOPS

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アウディは、先日SUVモデルの中でもエントリーモデルとなる「Q2」を発売しましたが、更なる下位グレード(エントリーモデル)となる「Q1」の開発を進めているとのこと。
アウディは以前、SUV史上にて一石を投じるための重要なモデルとして「Q1/Q2」の開発並びに商標登録を進めてきましたが、なぜか今回の新型モデルとしてクーペタイプのクロスオーバーモデルの「Q2」が販売へ。

これの詳細については、以前として不明な部分は多いものの、アウディにしてもドイツ御三家のメーカにしても、最初の段階では価格的にも上に位置するグレードを先行で発売し、ユーザの食指を動かすために低めの設定価格を設定することで、購入者を増加させる方向に。
その後の買い替えに向けて、新たな下位グレードを発表するというスタンスが備わっていますが、問題としては、新たなグレードを追加しすぎることにより”購入の目途”がたたず結局のところ何れも購入しないという問題があるため、今回もアウディはかなりの勝負に出てきているという印象を大きく受けますね。

ちなみに、今回公開されている「Q1」は予想レンダリングであり、ピクセルアーティストのFlorian Westermannが単独でデザインしたものとなります。
なお、車体形状としては、コンパクト・クーペ風・クロスオーバーになると思いますが、シンプルな2ドアタイプで、極低ルーフや急こう配のリヤウィンドウをを採用しており、どちらかということシューティングブレーク風のようなデザインで非常に格好いいですね。

それ以外の特徴といては、シングルフレーム技術やシャープなグリル、そして非常にスリムなヘッドライドが採用されており、ユーザによっては視認性の観点から賛否両論があるみたいです。

なお、販売時期は不明ながらも、アウディとしてはSUV史上大きな反響を呼べなかったアウディとしても、今後の売り上げの貢献のため、「Q1」を本格的に研究開発し、早めの共同開発完了を待ちたいところですね。