韓国・起亜のSUVモデル「スポ―テージ」のフェイスリフト版が公開。マイルドハイブリッド搭載でスポーツ&エコに

2020-05-26


韓国の自動車メーカ・起亜が、今年の第3四半期に欧州市場にて販売予定となっている新型「スポ―テージ」のイメージ画像を公開しました。
起亜は、2025年までにハイブリッドモデル(HV)と、プラグインハイブリッド(PHV)、100%オールエレクトリックモデルを各5車種ずつ、そして燃料電池車両1車種と、計16車種の代替パワートレイン車両を投入する予定となっています。


今回公開されている新型「スポーテージ」は、EcoDynamics+と呼ばれるマイルドハイブリッドシステムを搭載し、排気量2.0L 直列4気筒ディーゼルエンジンに48V型の電動モータとマイルドハイブリッドスターター・ジェネレーターユニットをペアにて設定します。

マイルドハイブリッドシステムを搭載することにより、SCR(Selective Catalytic Reduction)排出ガス管理においては、世界全体のハーモナイズドビークル試験手順(WLTP)にてCO2排出量を最大4%削減し、更にはニュー・ヨーロピアン・ドライビング・サイクルにおいても最大7%の改善が見られます。

他のエンジンラインナップとしては、既存の排気量1.7LのCRDiと、新たなエンジンとなる排気量1.6Lディーゼルエンジンを追加予定で、起亜がこれまで開発してきた中で、最もクリーンなディーゼルモデルと言われています。

外観としては、よりスポーティなフロントフェイスとリヤバンパーに加えて、フロント・リヤライトの再設計、グロスブラック付のホットスタンプ付ラジエーターグリル、グロスブラック&シルバーのスキッドプレート、サイドシル、リヤテールゲート、ダーククロムインサート等、いくつかのエクストラが付属となるGT-Lineバージョンが登場します。
足回りについても、16インチ、17インチ、19インチのアルミホイールが設定可能となっています。

インテリアについては、新たなステアリングホイールと改良されたインストルメントクラスターをメインに、ほとんどのパーツがデザイン変更。
なお、価格帯については未だ発表はされていないとのことです。

Reference:autoevolution