ルイス・ハミルトン選手に納車された「ラ・フェラーリ・アペルタ」が早くも登場。日本では「J50」が納車されるオーナーも?

2020-05-26

先日、F1レーサーのルイス・ハミルトン選手にホワイト系(ビアンコ・イタリア)の「ラ・フェラーリ・アペルタ」が納車された記事をご紹介しましたが、今回早くもその個体が目撃されています。
今回目撃されている個体は、トップルーフが外されている状態のため、ソフトトップ(ファブリック製)なのかハードトップ(カーボンファイバ製)なのかは不明ですが、いずれもオプションとしてラインナップされるもので、その価格は驚異の約400万円程と言われています(高級車が一台購入できるレベル)。


以前の記事でもお伝えした通り、「ラ・フェラーリ・アペルタ」は、選べるボディカラーが「ホワイト」「ブラック」「レッド」「イエロー」「グレー」とかなり限られており、更にはそのボディカラーに併せてインテリアカラーも決められてしまうため、そういう意味ではオプションは少なく、選択の幅が狭い”完成された個体”となります。
今回の例で言えば、ルイス・ハミルトン氏に納車されたホワイト系(ビアンコ・イタリア)には、インテリアシートがブラックとレッドのバイカラーに固定されます。

ただ、上の画像のようにプランシングホースのエンブレムをカーボンブラックに設定できるというのは知りませんでした。
この辺りは細かいオプションにて対応可能なのでしょうね(このオプションだけでも100万円は下らないとのこと)。

一方で、日本限定モデル(製造台数僅か10台のみ)の「J50」が、近日中に関東のオーナーに納車されるとの情報が浮上しています。

「J50」は、「488スパイダー」をベースに排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載したモデルでありながらも価格帯は驚異の約3億円。
フェラーリが日本国内にて最重要顧客と見込んだ上位10名にアプローチしましたが、ベースとなるモデルと価格帯のつり合いがマッチしないことから誰一人購入することは有りませんでした(「ラ・フェラーリ・アペルタ」オーナー談より)。

そのため、上位11名以降のオーナー一人ひとりにアプローチをとったところ、ようやく一人のオーナーが注文をしましたが、すぐさまドバイの中古車ディーラへと転売され、新車販売価格よりも1.5倍(4.5億円)以上の価格にて取引されたと聞いています(今回納車される個体は転売されたものではない)。

フロントデザインが、どことなく「488GTB」をベースにしたワンオフモデル「SP38」にも似ていますが、そのワンオフモデルも、もしかすると「J50」をヒントにデザインされたものなのかもしれません。


Some details of @lewishamilton LaF Aperta. #Ferrari #Laferrari

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Reference:CARSCOOPS