3億も値下がりしたランボルギーニ「ヴェネーノ・クーペ」が販売中。世界限定3台のみ、中古価格は約8億円也

2020-05-26

世界に僅か3台しか無い「ヴェネーノ」が中古市場に登場

ランボルギーニが創業50周年を記念して世界限定3台(ランボルギーニ・ミュージアムの展示モデル含めると4台)のみ製造した「ヴェネーノ」が、中古車サイト・GRANDEXにてまたまた登場。
この個体は、ランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドール」をベースに新車販売価格約4億円にて販売された(2013年当時)世界一高価なスーパーカーとしても有名で、前回この個体が中古車市場に登場し、その際は約11億円にて取引されていました。

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今回も約1年ぶりではありますが、グリジオ・チタンのようなマット・グレー系のステルスカラーに、下周りのディテール部とキャリパカバー、センターロックナットにはレッドのアクセント、そしてフロントスポイラーやサイドスカート、リヤディフューザにはオールカーボン、ホイールも一部カーボンと、とにかくコストをかけれるだけかけた一台となっています。


「ヴェネーノ」のデザインを見ていこう

サイドを見ていくと、ベースとなる「アヴェンタドール」の面影がうっすらと残っていて、ドア開閉はもちろんシザードア(ガルウィング・ドア)を採用。
サイドドアのすぐ後ろに、縦向きのイタリアントリコローレデザインがペイントされています。このデザインは任意にて設定が可能とのことですが、このデザイン料だけ軽く50万以上発生するとのこと。

リヤデザインはまぁエグイことエグイこと。
マフラは四角形を意識した配置と形状で、リヤディフューザも「アヴェンタドールSV」とは比較にならぬほどのド派手さがあります。
リヤウィングはセンターシャークフィンと一体型となっていますね。

インテリアはシンプルだが…?

インテリアは非常にシンプルなグレーのフルアルカンターラシート&ダッシュボード&ステアリングホイールにレッドのカラードステッチが加えられていますね。
ダッシュボードやセンターコンソール付近に使用されているインストルパネルはほぼカーボンファイバ製となっています。まぁお金かかってるわね!

これだけド派手なスタイリングとなっていますが、基本的には全てドノーマル。改めてランボルギーニの攻撃的なデザインとその魅力は他のスーパーカーには無い強みだと思いますね。
なお、昨年中古車として登場して以来、走行距離は1kmも走っていないままの180kmを維持。バッテリ上がりしていないか心配です。

気になる中古車価格は?

パワートレインは、「アヴェンタドール」をベースとした排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力750ps、最大トルク690Nmを発揮します(アヴェンタドールSVと全く同じスペックですね)。

気になる中古車価格は、前回が約11億円でしたが、今回は約3億円値下がりの約8億円。
数字だけでもとんでもない値下がりではありますが、それでも新車価格の約2倍をキープするレベル。今後どのように価格変動していくかは不明ですが、ある意味今は買いの一台なのかもしれません。

ちなみに、「ヴェネーノ」はスペイン語で「毒」を意味していて、1914年にスペインのアンダルシアにあるサンルーカル・デ・バラメーダ闘技場にて行われた闘牛のことを指しており、伝説の闘牛士であるホセ・サンチェス・ロドリゲス氏を突き即死させた凶悪な闘牛の名でもあります。

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