2018年モデルのブガッティ・シロンが早くも販売中。低走行距離ながらも価格はかなり控えめ?
かなりお上品なシロンが中古車市場に登場
ブガッティが世界限定500台のみ販売しているシロンが早くも中古車市場にて販売中。
今回、イギリス・ロンドンにあるJoe Macariと呼ばれる高級中古車ディーラにて販売されているシロンですが、2018年に製造されたばかりのほぼ新車と言っても良い個体で走行距離は約640kmと「短期間で結構走り込んだ?」と思いがちですが、ブガッティは納車前に約500km程の過酷な走行試験を実施するため、実質オーナーが走行したのは僅か150km程となりますね。
さて、早速中古車として販売されているシロンをチェックしていくと、ボディカラーはルビー系&ノクターンのバイカラーデザインで、下周りのエアロ系や馬蹄型グリル周りのフレームにはブラックのアクセントが加えられています。
オプションだけで数千万円レベル・・・だけど?
サイドから見てみるとこんな感じ。
いわゆるC形状のシグネチャラインにはルビーラインを採用しています。
足元のホイールは”クラシック・ホイール”と呼ばれるU字スポークタイプにブラックペイント処理を追加。おそらくこのホイールを選択するだけで数百万円は下らないでしょうし、タイヤ一本で約300~400万円発生します。
少しわかりにくいですが、リヤウィングは表面がブラックのカーボンファイバを設定しているのに対し、裏側はボディカラー同様のルビーに塗装したカーボンパネルにしたいわゆるツートン仕上げとなりますが、これだけでまた200~300万円のオプション費用が発生します。
また、こちらは中々オーダーされないブラックエキゾーストシステムもオプション設定されています。
こちらはエンジンカバー。
オプション設定となるカーボンファイバ製エンジンカバーが装備されています。
こちらはインテリア。
シートはベルーガブラックをメインにしたフルレザーコンフォートシートに、イタリアンレッドのカラードダイヤモンドステッチを縫合。
その他には、カーボンファイバステアリングやカーボンドアエントリー、消火器、アルマイト処理されたアルミのオーナメントパネルが確認できますね。
中古車価格は意外と控え目の約3.6億円
なお、これだけの豪華なオプションが揃えられての新車価格(オプション・諸経費込)は約3.5億円~4.0億円ですが、今回の中古車価格は、何と約3.6億円とかなり控えめの価格設定となっています。
投機目的にて購入された個体だと思いますが、なぜここまで価格帯が控え目に設定されているのかは不明となっています。