最高出力は789馬力。フェラーリの新型モデル「812スーパーファスト」が公開に

2020-05-26

以前より噂れていたフェラーリ「F12ベルリネッタ」の後継モデル「F12M」ですが、どうやらその名称は取り下げられ、フェラーリ「812スーパーファスト」という名称にて正式に命名されたことがわかり、更にはそのデザインも公開されました。


このモデルは、つい先日マラネロにてフェラーリオーナーのみに先行公開されたとのことで、そのデザイン性の賛否は非常に多かったとのことですが、若干ロータス寄り?のフロントフェイスに見えなくもないですね。

ちなみに今回の発表により、以下のスペック等も正式に公開。

・排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン搭載
・新規でのシャシー技術を採用
・最高出力は789bhp(800ps)で、最大トルク705Nmを発揮
 (「F12tdf」の770bhp以上)
・エンジンはもちろんフロントマウント
・恐らく”V型12気筒自然吸気エンジン”としては最後のモデル
・7速デュアルクラッチギヤボックスに対応
・0-100km/hはわずか2.9秒にて到達
・最高速度は340km/h以上
・電動パワーステアリングが追加(スライドスリップコントロールテクノロジーにて動作)
・後輪駆動モデル

上記以外にも、LEDヘッドライトが新しく変更され、フロントグリルもヘキサゴン形状に近いデザインになっていますね。

なお、この個体のワールドプレミアは来月のジュネーブモーターショー2017にて世界初公開されます。
また、これは補足程度ではございますが、「812スーパーファスト」の名称由来は「F12」の”F”の置換えとして、V型12気筒エンジン本来の性能を持つ最高出力800psの”8″をもじって「812」にしたといわれていますね。