これは酷い…メルセデスベンツをクビになった元従業員(38歳)がショベルカーを盗み、50台もの新車を全て破壊!何と被害総額は約2.5億円
50台もの新車を破壊するということは、相当な理由でクビになったのだと思われるが…?
スペイン・ビトリアにあるメルセデスベンツの組立工場にて、38歳の元従業員がクビになり、その報復として同社工場内にあるメルセデスベンツのバンタイプ(新車)を全て破壊する等のとんでもない事件が発生したそうです。
スペインニュースPeriodismo delMotorの情報によると、元従業員は道路工事などに使用される油圧ショベル(バックホー)を盗み出し、約21km程離れたビトリア工場まで移動…その後油圧ショベルで工場の門を破壊して、多数のバンタイプとなるVクラス(新車)全てを破壊したとのこと。
なお元従業員はこれだけで気持ちが収まらなかったのか、油圧ショベルにて工場内に入り込もうとして組立ライン全ても破壊しようと計画していたそうで、その前に地元警察に見つかってしまいその場で逮捕されました。
何の罪もないクルマたち(しかも納車待ち)がこのような姿になるなんて…
上の画像でも確認できますが、Vクラスの上にVクラスを載せて破壊するといった異常な行為が見受けられ、恐らく従業員は自身の理性をコントロールできないほどになっていて、解雇したメルセデスを恨んでいたのではないかと思われます。
なお地元メディアの情報によれば、工場内に配備されていた顧客向けのVクラス50台が破壊され、その被害総額は2.5億円にも上るとのこと。
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なぜメルセデスをクビになったのか?
ちなみに元従業員が解雇された理由については、メルセデスの新たなシフト計画に基づき10~15%の従業員をリストラするためで、その中に38歳の彼も含まれていたそうです。
もちろん、メルセデスは解雇の前に従業員を集めて別の代替案を模索していたそうですが、昨今の諸事情による売り上げの低迷などで解雇せざるを得ない状況にまで追い詰められていたとのこと。
職を失った人間からしたら企業に対して恨みを持つ気持ちはわかるものの、だからと言って顧客が納車を待ち望んでいる新車たちを破壊することは許されることではありませんし、破壊したVクラス50台分全てを元従業員が弁償することも決定しています。
従業員の報復は恐ろしい…運送会社社長のフェラーリを大破する従業員が大きな話題に…気になる続きは以下の次のページにてチェック!
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— Irlandarra (@aldamu_jo) December 31, 2020