衝撃の事実。フェラーリディーラが「ラ・フェラーリ」の走行距離を不正にロールバックし高値で販売していたことが判明

2020-05-26

フェラーリ唯一のハイブリッドモデル「ラ・フェラーリ」が現在、中古車市場にて超高額で取引されていますが、先日アメリカのフェラーリディーラであるパーム・ビーチのニューカントリーモーターカーが中古車である「ラ・フェラーリ」の走行距離を不正にロールバック(巻き戻し)し、中古車価格を上積みして販売していたことが判明。
これは、その元社員が内部告発したことにより判明した紛れもない事実であるとのこと。


一番直近の例で挙げると、2015年モデルの「ラ・フェラーリ」が、元々2億2,600万円にて販売される予定だったのですが、新車価格1億5,000万円に対し、上がり幅があまり無かった理由に走行距離(約1万km走行済み)が大きく影響していた模様。

これに対し、パーム・ビーチのフェラーリディーラは、走行距離をほぼ”0″に近い数値にロールバック。
ほぼ「新古車」という扱いにし、更に約1億円上積みして総額3.3億円にて販売したとのこと。

もちろん、この個体は即完売したとのことですが、元社員の内部告発によりその詳細がバレ、現「ラ・フェラーリ」オーナがフェラーリ・ディーラに対して訴訟を提起したとのことです。

今現在もこの裁判は継続して行われているため、新たな情報が入り次第更新していきたいと思いますが、もしかするとこういったハイパーカーの例というのは、他のディーラに限らず、他社メーカにおいても発生している恐れがありますし、何かしらの内部調査が行われる可能性もありますね。