アストンマーティン「DB11」にAMG製V8エンジンが搭載に。上海モーターショー2017にて公開へ

2020-05-26

来月末より開催される上海モーターショー2017において、アストンマーティンの「V8ヴァンテージ」に搭載されているAMG製V8エンジンが「DB11」にマウントされた形で公開されることがわかりました。

恐らく基本的なパワートレインは「V8ヴァンテージ」と共通(排気量4.0L)になるのではないかと考えられますが、その理由としては、やはり中国での排気量別による税制が大きく影響しているとのことで、排気量4.0L以下であれば自動車購入税が17%増となりますが、排気量4.0Lを超えてくると40%にまで一気に跳ね上がるため、自動車購入のハードルが急激に上がるわけですね。


そういった影響もあって、イタリアスーパーカーメーカのフェラーリも「458イタリア」の排気量4.5 V型8気筒自然吸気エンジンから、「488GTB」では排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンにダウンサイジングターボ化することで、中国での販売シェアを向上させるきっかけにもなりました。

恐らくこの辺りのダウンサイジング化もアストンマーティンは検討済みで、実際に「DB11」に搭載されるパワートレインとしては排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600psを発揮するモデルに仕上げてくると推測。
価格帯においても、現行「DB11」の2,380万円よりも低い価格帯にて設定(恐らく1,900万円~2,100万円程?)してくると思いますが、恐らくスーパーカーの価格帯の中では相当低い位置にあるため、中国にとどまらず他国での販売シェアも伸びていきそうなモデルとなりそうです。