悲報。ダッジ「ヴァイパー」の工場が8月31日で閉鎖することに

2020-05-26

フィアット・クライスラー・オートモーティブ(FCA)は、ダッジの上位モデル「ヴァイパー」専用の組立工場を、8月31日で閉鎖することを正式に発表しました。

FCAは、「ヴァイパー」専用となるコナー・アヴェンニュー組立工場にて働く従業員87名については、別の工場へと異動する対応をとるとのこと。


ただ、今回閉鎖される工場について、FCAスポークウーマンのジョディ・ティンソンさんは、「今のところ工場を閉鎖する以外に、別の用途へとシフトさせたり、取壊しをするといったことは考えていない」とコメント。

「ヴァイパー」は、1992年から生産開始された上位スポーツモデルで、2010年~2012年の間で一旦生産中止されたものの、組立工場が現在のコナー・アヴェンニューに変わってからは売り上げは横ばい。

昨年には「ヴァイパー」の生産が完全に終了するため、その最終モデルを何種類か発表しましたが、思いのほか売り上げが好調であったため、結局のところ生産を中止することを取りやめるという不思議な事象も発生していましたね。

Reference:CARSCOOPS