マクラーレン「P1」の後継モデル「P15」が来年デビュー。ノンハイブリッドの100%ガソリンモデルに

2020-05-26

マクラーレンのアルティメットモデルである「P1」の後継モデルが遂に登場。
後継モデルのコードネームは「P15」になるとのことで、マクラーレンのエンジニアリングチームは「ロードカー最強のモデルを目指す」とコメント。
今回Autocarが報告している内容では、「P1」は排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジン+モータというハイブリッドモデルでしたが、「P15」では100%ガソリンエンジンとなる新設計の排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力789psにまで到達する可能性があるとのこと(ただし、あくまでも予想)。

そのため、「P1」の最高出力916psに劣ってしまうものの、電気モータを排除した分、軽量化が図られるとのことで、車体重量も「P1」の1,547kgに比べて、「P15」は1,300kg未満に抑えてくるとのこと。
これは、マクラーレン最強のロードカーである「P1 LM」の車体重量1,390kgよりも軽いことから、かなりの走行性能を発揮するモデルになることが予想されます。


なお、今回発表予定となっている「P15」は、Autocarの記事によると「ヴィジュアルやデザインよりも、パフォーマンスを最大限に発揮することが今回のポイント」であるとのことで、アクティブエアロダイナミクスの向上、自動調節式ダクトの設定、フロント&リヤスポイラーの改良等、全てにおいて「P1」を上回るパーツを装備していく模様。

ちなみに、販売台数は今のところ世界限定500台、車両本体価格は約1.2億円と言われており、恐らく「P1」オーナーといったVIPユーザーから優先的にオーダーを受け付ける形になると思われます。
発表は、ジュネーブモーターショー2018を予定しています。

Reference:autoevolution