ちょっと独り言。友人が契約したランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」はなぜグリーンなのか?

2020-05-26

さて、ちょっと間が空いてしまった友人のランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」契約記。
納車まではまだまだ時間はかかりますが、納車までにすべきことや、納車してからのスケジュール等を考え出したらキリがない程に(色んな意味で)ロマンが詰まっている個体であり、納車後の芦有ドライブウェイでのお披露目も含めとても楽しみなところですね。

さて、今回なぜ友人はランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」のボディカラーを”グリーン”にしたのかをちょっと考えてみたいと思います。


ここで改めて友人が「ウラカン・ペルフォルマンテ」につけたオプションを振り返ってみましょう。

【ウラカン・ペルフォルマンテのオプション概要】
・ボディカラー:Verde Mantis(ヴェルデ・マンティス)
・インテリアコンセプト:Sportivo unicolor with Alcantara
・内装カラー:Nero Ade[Black]
・ステッチカラー:Verde Fauns[Green]
・シートコンセプト:Inverted stitching for “Sportivo” bicolor interiors
・シートカラー:standard
・CPカラー:Nero Ade[Black]
・ホイール:Rims Loge forged 20″ with black central locking
・ブレーキキャリパカバー:CCB with Black painted brake calipers
・電子システム1:Lifting system and magneto-rheological suspension
・電子システム2:Lamborghini Dynamic Steering(LDS)
・その他:Branding package、タイヤストライプ・グレーペイント、バッテリーメンテナンスキット、ETCセットアップ

こうしてみると、やはりオプションの数は一般車両に比べてとにかく多いわけですが、とにかく一つ一つのオプションが高額であることもスーパーカーの特徴ですね。
友人がチョイスしたボディカラーは「Verde Mantis(ヴェルデ・マンティス)」で、これはグリーン系のボディカラーを指しており、ランボルギーニ「ウラカン」のイメージカラーでもあります。
なお、”Verde”はイタリア語で「グリーン」、”Mantis”も同語で「カマキリ」、「預言者」を意味しており、ランボルギーニは、ボディカラーの名称に星座やギリシャ神話、昆虫由来等(最近ではサーキット場)の名称を付けることが多いですね。

「ヴェルデ・マンティス」のランボルギーニは、あまり国内でも見かけることは少ないのですが、こういったカラーリングをチョイスする友人はハイセンス。
他とカブらないことはもちろんのことですが、友人がこれまで所有してきたスーパーカーでもグリーンカラーを選んでこなかったというところもポイントで、特にホワイトやブラックといったシンプルカラーではなく、ブルーやグリーン等の奇抜なカラーを選ぶというのも「ある意味スーパーカーを所有する上での挑戦」を示しているのではないかと思います。

ランボルギーニ以外にもフェラーリを6台乗り継いできた友人ですが、フェラーリは不思議とレッドやブラック、ホワイトとシンプルなカラーを選んできたのですが、ランボルギーニに方向転換してからは「アヴェンタドールLP700-4」はマット・ホワイト(ビアンコ・カノプス)、「アヴェンタドールSV・LP750-4」はソリッド・ブルー(ブルー・ルマン)、そして「ウラカン・ペルフォルマンテ」はグリーン(ヴェルデ・マンティス)と徐々にカラフル路線へと軌道が変化していることが伺えますね。

これは、私が推測するにスーパーカーメーカーのブランドイメージが大きく起因しているのではないかと思いますが、例えばフェラーリであれば「レッド」や「イエロー」をメインに、「ホワイト」「ブラック」も多く見かけるものの、「グリーン」や「ブルー」「オレンジ」といったカラーはまず見かけることは無いです。
マクラーレンも「オレンジ」や「ホワイト」をメインに、「ブラック」「ブルー」等多彩なカラーを目撃することは多いですが、”各車両によってイメージカラーがある”という印象ではなく、”マクラーレンのイメージカラーが○○”という言う風に必ずしも車両によって限定されたイメージカラーが定着していないため、ちょっとしっくり来ない部分があるわけです。

しかし、ランボルギーニについては”各車両にイメージカラー(アヴェンタドールSであればイエロー、ウラカンであればグリーン等)”が存在し、そのカラーに併せた雰囲気はもちろんのこと、細かい配色まで準備されているという点では、ランボルギーニのカラーの拡張性(ちょっと意味は違うが)は非常に高く、様々なカラーに挑戦することができる意欲を持たせたプロダクション・キャパビリティがあるのかもしれません。

ちなみに、友人は先日、普段の移動用としてBMW「M2」を納車(以下の画像は納車前の友人の個体)。
こちらはソリッドホワイトの「アルピン・ホワイトⅢ」というボディカラーを選択しており、普段使用する個体においてはホワイトカラーが多いみたいですね。
なお、現在BMW「M2」は納期半年待ちになるほどの人気車種とのことで、この個体を求めて中古車市場においても問い合わせは相当に多い模様。

友人のランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の購入記はコチラにてまとめております。