アウディが新たな試み。グローバル化に向けグレード表記の変更と2桁の数字でパワーを表現

2020-05-27

アウディは、今後のグローバル化への展開を目論んで、これまでリヤバッジにて表記してきた「2.0TFSI」や「3.0TFSI」といったエンジンのサイズを取りやめ、パワー出力(kW)に統一させることを正式に発表しました。
このパワー出力への表記の変更は、アウディの標準モデル「A1」~「A8」までに適用され、上位モデルにある「R8」や「RSシリーズ」「Sシリーズ」には適用されないとのこと。


今回の例でいくと、リヤバッジが「30」という数字が表記されている場合は91~96kW(110ps~130ps)を指しており、「35」は110~120kW(147ps~161ps)、「40」は125~150kW(168~172ps)と表記され、最大「70」(400kw=536ps)まで表記することが可能となっています。

つまりは、上記の新たな数字取り込むとなると「A3 1.6TDI」のようなモデルが「A3 30 TDI」になり、「A1 1.0 TFSI」が「A1 25 TFSI」、「A8 3.0 TDI」が「A8 50 TDI」というように変化します。
ちなみに、この新たな数字は”TFSI”、”TDI”、”g-tron”、”e-tron”というモデルに共通で適用されるとのことで、最初に適用されるモデルは、新型の「A8」から導入する計画となっており、その後「A1」~「A7」までの全ラインナップへと展開していくとのことです。

Reference:CARSCOOPS