これは一体?ドイツにて、謎のテーピングが施されたマクラーレン「650Sスパイダー」を目撃に

2020-05-26

ドイツ・ニュルブルクリンクにて、ちょっと変わったマクラーレン「650Sスパイダー」が目撃に。
こちらの個体、不思議なことにフロントバンパー周りに謎のテーピングが施されています。
ちょっと離れた位置からではわからないものの、テーピングの範囲や貼付個所を見ると、もしかすると軽微な損傷が見られたのかもしれません。


もっと近くに寄ってみましょう。
よくよく見てみると、右側のフェンダーには生々しい”えぐれた”ようなキズがあり、更にはフェンダー同士のつなぎ目がズレていることも確認できます。
フロントロアのカーボンパーツも痛々しいヒビやキズ等が見られます。

もう少し細かくチェックしてみると、フロントボンネットのボディとのつなぎ目もズレていることから、大きな歪みが生じたのだと考えられますが、これはニュルブルクリンクサーキットにて走行中に、コーナーに設けらているシケインに大きく乗り上げ、その先にあるモンツァ(縁石のようなもの)に衝突した可能性が高いといわれています。

幸い、ドライバにケガは無く、車体への大きなダメージは無かったものの、それでも損傷しているパーツはカーボンパーツ。
フロントボディも悲惨な状態になっていることから、修理ではなく取り替えになるため、費用としては約300~400万円が妥当なところ。
スーパーカーを維持するだけでも大変ですが、こういった付則の事態が発生するとなおのこと余計な出費がかさばってしまい、大変な思いになるわけで、これもまたスーパーカーを所有する上での大きな宿命とも言えますね。

Reference:AUTOGESPOT