アウディがフランクフルトにて2つの自動運転技術を搭載したコンセプトモデルを登場

2020-05-26

明後日より開催予定となっているドイツ・フランクフルトモーターショー2017にて、アウディは2台の自動運転技術を搭載したコンセプトモデルを発表ことがわかりました。

一台目としては、レベル4の自動運転技術を搭載したモデルで、これはおそらく「e-トロン スポーツバック」を現しており、全長4,900mmとなるクーペSUVモデルと予測。
合計で4つの電気モータを搭載するとのことで、システム総出力は500psにも上るとのことです。


なお、「e-トロン スポーツバック」は他の車両との通信が行える”Audi AI”と呼ばれるインテリジェンス機能を多数搭載しており、(内容はちょっと抽象的ですが…)車両情報を常に最新にし、最良の判断を下すことで、車を制御するストレスを無くし、常に最適な移動手段を提供することが可能になるのだとか。
このシステムは、ドイツ・アウトバーンのような特定のセクションを除いて、どの高速道路においても最高時速130km/hまでであれば、十分な機能として果たせるとのことです。

続いては、レベル5の自動運転技術を搭載したモデルで、こちらについては未だ謎となる部分はあるも、恐らく「A4」に位置するDセグメントモデルと予想。
レベル5ともなると、主に長旅にて活用することを想定しており、接続性や通信制、操作性の面で多くの新機能を組合わせ、非常に快適な走行性を可能にする、とのこと。

なお、パワートレインについては、4つの電気モータを搭載し、駆動方式はクワトロ、システム総出力は不明となっています。
ただ、基本的には長旅をコンセプトにおいているため、航続可能距離は最大でも800kmに到達する可能性もあるとのことで、これまで発表してきた電気自動車のなかでも圧倒的な航続性を持つことになりそうです。

Reference:autoevolution