【下剋上】2026年は新型セレナ (C28)がミドルサイズミニバン王者に?トヨタ新型ノア/ヴォクシー「ガソリン廃止」と、日産が唯一持つ全方位の強み
2026年のミドルサイズミニバン市場は、波乱が起きる可能性も?
2026年も様々な新車・新型車が登場しますが、その中でも個人的に気になっているのがミニバン市場。
日産から待望のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)が発売され、更に競合モデルのトヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)も一部改良予定となっています。
そしてこの他にも、2026年2月にはマイナーチェンジ版・日産の新型セレナ (New Serena, C28)が発売され、同年5月にはビッグマイナーチェンジ版・新型ノア (New Noah)/ヴォクシー (New VOXY)、そして同年秋頃には一部改良版ホンダ・ステップワゴン (Honda New STEPWGN)も発売予定となっています。
今回は、このなかでもミドルサイズミニバンのノア/ヴォクシー/セレナ/ステップワゴンの改良・変更内容のおさらいに加えて、今後の売行きについて予想していきたいと思います。
2026年2月に発売されたマイチェン版・新型セレナ (C28)のおさらい

まずは、おさらいも兼ねて2026年2月に発売されたマイチェン版・新型セレナ (C28)の改良・変更内容について見ていきましょう。
【(2026年)マイナーチェンジ版C28セレナの改良・変更概要一覧】
■フロントマスクの刷新(ハイウェイスターV/e-POWER LUXIONのみ)
■リアシートリマインダー
■フロントUSBポート(Type-A 1個/Type-C 1個からType-C 2個のみに変更)
■NISSAN CONNECTナビにGoogleビルトインタイプを採用
+インテリジェントアラウンドビューモニターに3Dビュー機能追加■インテリジェントルームミラー内蔵型のドライブレコーダーを高画質化
■VDC(横滑り防止装置)を物理スイッチへ
■e-PedalスイッチのON/OFFメモリー化(e-POWER車のみ)
■メーター内に前後トルクのアニメーション追加(e-4ORCE車のみ)
■フロントウィンドウの遮音領域拡大
■ディーラーオプションにて15.6インチ後席モニターを追加(マイチェン前モデルへの流用は不可)
■グレードの追加と廃止
・ガソリンXV/e-POWER XVを廃止
・ガソリンX・XVパッケージ/e-POWER X・XVパッケージを追加
・AUTECH LINE/e-POWER AUTECH LINEを追加■ボディカラーの追加と廃止
▲HIGHWAY STARエンブレム廃止(ハイウェイスターVのみ)
▲グローブボックスダンパー廃止
▲センタートレイ用イルミ廃止
▲電動パワースライドドアリモートスイッチ廃止(3列目)
▲3列目用USBポート減少(2個 → 1個)
▲プラズマクラスター廃止
▲リアラゲッジフック廃止
▲PTCヒーター廃止
▲抗菌シート廃止
▲プロパイロット機能の改悪
→ルート減速支援機能廃止
→50km/h以下で先行車がいないときの車線維持支援廃止
→地図情報による制限速度支援廃止▲ワイヤレス充電廃止(オプション廃止)
以上の通りとなります。
概要一覧にもある通り、改良・変更されるポイントもあれば、改悪されるポイントも。
セレナ (C28)は選択肢の幅が広い

ただし、マイチェン版セレナ (C28)最大の魅力ポイントは、ガソリンモデルとシリーズハイブリッドe-POWERの2種類がラインナップされ、それぞれに前輪駆動[2WD]と四輪駆動[4WD/e-4ORCE]が設定されていること。
つまり、できるだけ安価なガソリンモデルを購入することもできれば、雪国エリアには魅力的な燃費の良いハイブリッド&四輪駆動[e-4ORCE]も選択できるため、ユーザーの選択肢が充実しているのが最大のポイントです。
2026年5月に発売予定のビッグマイチェン版・新型ノア/ヴォクシーについて

続いては、2026年5月に発売予定となっているビッグマイチェン版・新型ノア/ヴォクシーの改良・変更内容について見ていきましょう。
【(2026年)ビッグマイナーチェンジ版・新型ノア/ヴォクシーの改良・変更概要一覧】
[改良・変更内容]
■発表・発売時期は2026年5月頃を予定
■ノア/ヴォクシーともにフロントマスクを刷新予定
・プリウスやクラウンのようなハンマーヘッドの可能性も?■ボディカラーを3色のみに集約
・プラチナホワイトパールマイカ<089>
・グリッターブラックガラスフレーク<226>
・[NEW]ニュートラルブラック<229>■サスペンションのチューニング見直しにより乗り心地を改善
■メーターデザインの変更
・S-Gグレードは4.2インチ+アナログ → 7インチ液晶+LCDのハイブリッド
・S-Zグレードは7インチ液晶+アナログ → 12.3インチフル液晶■両側電動パワースライドドアを全車標準装備
■ノアがエアロボディのみに集約
・S-Xグレード
・S-Gグレード
・S-Zグレード■国内生産だけでなく、台湾での生産も並行
・モデルによっては日本製ではなく台湾製になる可能性も?■特別仕様車の設定無し
[廃止となる内容]
▲2.0Lガソリンモデルを完全廃止し、ハイブリッド(HEV)専用モデルに
▲ノアのノーマルボディを完全廃止
・Xグレード▲ボディカラーの廃止
・アティチュードブラックマイカ<218>
・メタルストリームメタリック<1K0>▲以下のメーカーオプションを廃止
・CD/DVDデッキ
・デジタルキー
・ITS Connect
以上の通りとなります。
ミドルサイズミニバンで唯一「ガソリンモデルが選べなくなる」

今回のビッグマイチェンでの注目トピックスは、やはりガソリンモデルが廃止となり、ハイブリッド (HEV)モデルのみになること。
これにより、スタートプライスがハイブリッドモデルになり、おまけにノア・ノーマルボディのHEV Xが廃止となって、ノア・エアロボディのHEV S-Xがエントリーグレードになるため、開始価格は300万円以上となる可能性が高いです。
※ノア・ノーマルボディが廃止なると、OEMモデルのスズキ・ランディはどうなる?もしやエアロボディのノアがベースになる?
そうなると、ガソリンモデルが選択肢できないという最大の改悪ポイントとなりデメリットも大きく、乗り出し価格も330万円~350万円ぐらいからの開始になりますから、ミドルサイズミニバンの魅力が薄れてしまうため、「ガソリンのミドルサイズミニバンが欲しい!」と考える方は、中古モデルかセレナ/ステップワゴンの何れかになってしまいます。
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