ポールスターが遂に最新モデル公開。車名「One」、600馬力超えのハイブリッドクーペ
以前、ボルボの公式モータースポーツパートナーであるポールスター(ハイグレードブランド)が、スタンドアローン・ブランドとして高性能モデル(スポーツクーペ)のデザインレンダリング(リヤデザイン)を公開。
今回、正式に「One(ワン)」という名称にてリリースし、中国・上海での特別イベントにおいてその詳細を明らかにしました。
このポールスター「One」という個体は、最高出力608ps、最大トルク1,000Nmを発揮する高出力ハイブリッドパワートレインを搭載する2ドア＆2+2シータのクーペモデルとなります。
また、以前からの噂通り「One」には、ボルボのプラットフォームは、Scalable Platform Architecture(SPA)をベースにしており高品質な車体フレームを設計。
もちろんこのプラットフォームは、SPAよりも更に高品質なOhlinsContinuously Controlled Electronic Suspension(CESi)とカーボンファイバボディワークを採用することで、ねじり剛性を約45％も向上。
「One」のより詳細なプラグインハイブリッドパワートレインについては触れられていませんが、排気量2.0L 直列4気筒エンジン＋電気モータを搭載し、リヤアスクルには2つの電動モータによって駆動され、コーナリング中に最大グリップ力とスピードを実現するトルクベクタリングを設定。
ちなみに、電気モータだけであれば、航続可能距離は150kmを実現(0-100km/hの加速時間などは一切不明)。
これについて、ポールスターCEOであるThomas Ingenlath氏は「Oneはポールスターの代表となる一台である。将来のすべての車に必ず電気駆動系統が搭載され、新しいスタンドアロンの電気性能ブランドとなる可能性が高くなりますが、私たちが先に突き進んでいく」とコメント。
なお、この個体は2019年中ごろに中国・成都のポールスター製品センターにて生産を開始する予定となっていますが、現在建設中とのことで、2018年中ごろには完成予定となっています。
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Reference：CARSCOOPS