シボレー「コルベットC7 ZR1」のエンジンはLT5を採用。アメリカンマッスル最強のハイパフォーマンスエンジンだ【動画有】

2020-05-26

シボレーが販売する「コルベットC7」のハイパフォーマンスモデル「コルベットC7 ZR1」に採用のエンジンが”LT5″であることがスクープ映像にて明らかに。
アメリカ・オハイオ州の専門家であるCoughlin Corvette氏は「コルベットの歴史の中で強力なエンジンであり、コルベット史上最強のロードカーとなる可能性は高い」とコメント。
“LT5型エンジン”は、過去の「コルベット」のラインナップにて「C4/ZR-1」にも採用された歴史ある個体で、通称「キング・オブ・ヒル」というニックネームが付くほどのハイパフォーマンスを持ち、1989年モデルとしては僅か63台のみ製造。

このエンジンは、杜氏のGM傘下にあったロータス・カーズによって設計・開発されたもので、ボアφ99×ストローク93.0mmとし排気量は5.8Lとしているものの、ブロックもアルミニウム化したオールアルミニウム製DOCHエンジンとなります(コルベットもそうですが、GMはなぜかOHVエンジンを採用することが多い)。


ちなみに、今回新たに発表する「コルベットC7 ZR1」がニュルブルクリンクでのラップタイムレコードを狙っているとして、その大きなライバルであるランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」が生み出した6分52.01秒を上回る可能性を示唆。
最高出力も750ps超えとランボルギーニ「アヴェンタドールSV」を上回るスペックになるかもしれないとのことで、その期待度は相当に高そう。

同車は、今現在のところ具体的な公表日を発表していませんが、恐らく来年1月14日のデトロイト・モーターショー2018に登場する可能性がある一方、生産自体は2017年末にスタートするとのこと。
今回の新型モデルでは、カーボンファイバ製の大型リヤウィングによりダウンフォースし、Z07パッケージやカーボンセラミックブレーキ、電子制御リミテッドスリップディファレンシャル、マグネティックライドサスペンションを搭載。
トランスミッションは8速ATをラインナップするとのことですが、7速MT登場の可能性も未だ残っているとのことです。

関連記事:シボレー「コルベットZR1」の開発車両を捕捉。最高出力は750馬力を超えてくる?

【2018 Chevrolet Corvette ZR1 FLATOUT on the Nurburgring Nordschleife!】

Reference:autoevolution