世界最強EVがここに。テスラ・新型「ロードスター」が突如として登場、0-100km/hは1.9秒、航続可能距離は1,000kmだ

2020-05-26

アメリカのEV自動車メーカであるテスラが、何の告知も無く2ドアスポーツクーペ「ロードスター」を発表しました。
初代「ロードスター」が2008年に発表されて以来、約10年ぶりとなる2代目モデルなわけですが、今回新たに公開されているモデルは、洗練された2ドアタイプで、前身とは大きく異なり非常にスタイリッシュでありながらも美しさとセクシーさを兼ね備えたEVスーパースポーツとなります。

今回、テスラが発表している新型「ロードスター」のスペックは、具体的な公表をしていないものの、200kWhの大容量バッテリーパックを搭載し、0-100km/hの加速時間は驚異の1.9秒、0-160km/hに至っては4.2秒、最高速度は400km/h以上と、もはやハイパーカー並みのとんでもスペックを装備。
しかも、1回のフル充電にて航続可能距離は1,000kmにも及ぶとのことで、「加速性能世界一」だけでなく「航続可能距離」においても世界一を記録する可能性がありそうです。


ちなみに、今回発表されている新型「ロードスター」は、上述にもある通り2ドアモデルとなるも実は2シータではないという事実も。
テスラCEOであるイーロン・マスク氏は、今回発表している個体のシート数を4シータと公表していますが、後部座席は限りなく「ゼロ」と言って良いほどにスペースが確保されていません。
しかし、これでも一応シートは存在しているみたいで、仮に乗れるとしてもリヤ中央に座れるかどうか・・・といったところ(ある意味トレンドとなる3座シート?)。

さて、デザインについてですが、今回の新型「ロードスター」は、こちらも上述の通り前モデルよりも劇的な変化をもたらしての登場となりました。
フロントエンドにおいては、スリムなLEDヘッドライトとテスラカーブドボディパネルを採用(どことなく、トヨタの新型「スープラ」にも似ているような)。

リヤデザインは、いかにもコンセプトカーに近いスタイリッシュさを持っていますね。
リヤテールランプは超極薄となっており、リヤウィングは小型、リヤディフューザーはかなりアグレッシブとメリハリをしっかりと決めてきたデザインとなっています。

価格帯については、前モデルよりも高額になることは当然で、基本価格は約2,400万円からとなり、予約金としては約60万円となっています(モデル3の予約金は約10万円)。

Reference:CARSCOOPS