一体なぜ?ウサイン・ボルト氏がポルシェ・カレラカップの「911レースカー」をテストドライブ
オリンピック陸上にて、前人未到の8冠の金メダルを獲得した元陸上アスリートであるウサイン・ボルト氏が、今週オーストラリアのウィントンにて開催された同カップに向けて、23Red Racingが用いる「911GT3レーシングカー」のプライベートテスト走行を行っていたことがわかりました。
テスト走行は、元オーストラリア陸上アスリートでもあるジョン・ステファンセン氏で、彼はウサイン・ボルト氏の友人の一人でもあり、そのおかげもあって「911GT3レーシングカー」のテスト走行を行うことができたとのこと。
しかも、今回のテスト走行並びにカレラ・カップに向けて、ジョン・ステファンセン氏は23Red Racingと来シーズンのカレラ・カップに向けてステップアップし、ウサイン・ボルト氏とのチームも結成(但し、あくまでもステップ段階なのですぐにレースに出場することは不可)。
ジョン・ステファンセン氏曰く「ボルト氏は、今回かなり偉大な仕事をしたともいえる。しかも、あれほどに難しい911GT3レーシングカーをいとも簡単に操作し、ラップタイムも一周を1分30秒にてクリアし、徐々にスピードアップしているところから、かなり良い記録を作りだしている」とコメント。
元スーパーカードライバでもあるマック・コンヴィル氏も「彼は、レースカー参加に対する熱意が凄く伝わってくる。早速ウィントンにてテスト走行を実施しており、自身の走りだけでなくドライビングテクニックにおいても抜群である」としており、ウサイン・ボルト氏の急速な進歩には感銘を受け、第二の人生となるであろうプロレーサーとして活躍することが期待されています。
ちなみに、ウサイン・ボルト氏が所有する愛車は日産「GT-R」ですが、これまたド派手なゴールド仕様となっていますね。
銀座の日産ギャラリーを覗いたら、GT-Rのウサイン・ボルト仕様が展示されていた。ボルトのサイン入り。世界に一台しかなく、オークションにかけられて収益金は寄付されるそうです。 pic.twitter.com/8sqz8tdQ
— eliya onoe (@eliya_onoe) 2012年11月7日
Reference:motor1.com