ダイハツ「テリオス」が遂にアンヴェール。アグレッシブなフロントフェイスを得た3列シートSUV

2020-05-26

以前、ダイハツの新型コンパクトクロスオーバーモデル「テリオス」の最新ティーザー画像を公開しましたが、今回早くもその姿がアンヴェール。
この個体は、2015年にインドネシア国際モーターショーにて公開されたFTコンセプトからインスパイアを受けたモデル、全長4,400mmとコンパクトにまとめあげ、インドネシアのSUV市場に大きな影響を与えたモデルでもあります。
「テリオス」は、3列シートタイプのクロスオーバーという位置づけになる為、トヨタ「Rush」の兄弟モデルという情報もありますが、個人的にはトヨタ「シエンタ」の兄弟車種になるのでは?と考えたり。
パワートレインは、新開発となる排気量1.5L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力104ps、最大トルク136Nmを発揮。トランスミッションは5速スピードスティックシフトか4速ATのいずれかから選択が可能となっています。


さて、今回公開されている「テリオス」の車体サイズは全長4,400mm×全幅1,695mm×全高1,705mmと背が高めのコンパクトクロスオーバーモデル。
ホンダ「BR-V」よりも23mm長いホイールベースを持つことで、3列シート7人乗りというファミリー向けにはうってつけの一台。
スタイリングとしては、Aピラーからルーフにかけて傾斜は緩やかで、ルーフエンドまでがフラットな仕上がりになっていることで、後席の室内空間を大きく確保していることがわかりますね。
デザイン的には、三菱「エクスパンダー」に似ている部分はありますが、ダイハツ/トヨタらしからぬ攻撃的なルックスとスタイリングを切り開き、SUV市場に一石を投じ得る一台になりそう。
ちなみに、最低地上高は205mmとオフロードにも適した高さを維持。

駆動方式は前輪駆動(FF)のみのラインナップとなりますが、今後四輪駆動をラインナップする計画は全く立てていない模様。

インテリアはこんな感じ。
適度なスペースを確保した3列シートタイプですが、3列目は中々にタイトな気もしますね(子供や小柄な女性が対象かも)。
ちなみに、シート調整はオール手動となります。

運転席の質感はそこそこといった感じでしょうか。
シート材質はファブリックで、インテリアカラーもこの一択のみとの情報も。
なお、ダイハツ「テリオス」は、インドネシアのサンター向上にて生産され、目標月販1,500台としていますが、これまでのインドネシアの販売傾向を考え見ると、最低でも3,000台は販売されるのではないかと予想。

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Reference:autoevolution