パガーニのワンオフモデル「ゾンダ・リヴィエラ」が中古市場にて登場。多分5億円は超える

2020-05-27

パガーニのワンオフモデルとなる「ゾンダ・リヴィエラ」がサウジアラビアの中古車ディーラ・Seven Car Loungeにて早くも販売されていることが判明。
この個体は、今年の7月に発表されたばかりの最新ワンオフモデルで、光沢を加えたカーボンファイバパーツと、ホワイトをベースにブルーのアクセントを加えた何とも爽やかな一台となっています。
「ゾンダ」は、上記の通りホワイトのボディカラーとカーボンファイバパーツによるメリハリを加えた組合わせというのが典型だったのですが、今回のような明るいブルーのアクセント(ストライプが主)がフロントボンネットやサイドスカート、ホイールリム周りと様々な部分に加えるというのはかなり珍しい例かもしれません。


それ以外にも目を引く要素としては、フロントに設けられるカーボンファイバ製カナードやルーフスクープ、大型リヤウィング、シャークフィン、更にはアグレッシブすぎるリヤディフューザーを備えていますが、これらは特別モデルの「ゾンダ・チンクエ」に非常に似ていますね。

内装を見てみましょう。
シートはブルーを基調としたレザー&アルカンターラのバイマテリアルフルバケットシートを採用。
それ以外にはブラックのフルアルカンターラを採用し、プラスチックが使用されるパーツには全てカーボンを使用するという特別っぷり。中にはブラックアルミニウムとカーボンの複合パーツもあるとのことで、内装だけでも数千万レベルのオプション費用になると予想。

「ゾンダ・リヴィエラ」のパワートレインは、「ゾンダ760」をベースとしているため、排気量7.3L AMG製V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力760hpを発揮。価格は、要応談となっていますが、新車価格にして約3億円ということを考慮すると、中古車市場では更に高額の5億円にまで上る可能性は十分にありそうですね。
なお、「ゾンダ」とはアンデス山脈からパガーニの出身地であるアルゼンチンへと吹き下ろす風の名前を指し、「リヴィエラ」は、イタリア語で「海岸/湖岸/川岸」を意味します。

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Reference:CARSCOOPS