世界限定6台のみ超希少モデル。シボレー「コルベット」ベースのFiberfab製「センチュリオン」がオークションに登場

2020-05-27

カスタムカービルダーで有名なファイバーファブ(Fiberfab)が、1958年に製造されたシボレー「コルベット」のレーシングモデル「XP-87スティングレイ・レーサー」からインスピレーションを受けた超希少モデル「センチュリオン」がオークションにて登場することが判明しました。
この個体は、世界限定6台のみ製造されたモデルで、今回オークションに登場するシャシー番号は”12616″となります。

今回オークションに出品の「センチュリオン」は、”インカ・シルバー”という特徴的なボディカラーに身を纏い、ほぼ新車状態にまでレストア済み。
また、リヤデッキにデュアル・ヘッドレスト・フェアリングを装備したこの個体は、「コルベットC1・レジストリ」にも登録されており、モンテレー・ヒストリック・レースの対象にもなった一台になります。


上記にもあるとおり、この個体は1958年の「コルベット」をベースとしており、パワートレインは(排気量は不明ながら)V8気筒エンジンを搭載し、駆動方式は後輪駆動(FR)、トランスミッションは4速MTを4.11:1にて後輪駆動に介しているとのこと。

エンジンのコンディション状態はもちろん良好で、現在でも走行は可能とのこと。
詳細は不明ですが、低走行状態とのことで、ほぼ新車扱いとして考えて良さそうです。

内装はシンプルなホワイトのレザーシートを採用。
外装だけでなく内装もレストア済みのため、汚れは全く付いていません。

なお、予想落札価格については全く不明となっていますが、恐らく数億円レベルになるのではないかと言われています。

Reference:autoevolution

関連記事:一体なぜ?シボレー「コルベットC3」がガレージにて放置に。走行距離僅か1,500kmと全く走らせていなかった模様

アメリカ・ペンシルバニア州にて、1972年式のシボレー「コルベットC3 454・コンバーチブル」が長年開けられることの無かったプライベートガレージにて目撃に。
この個体を所有するジム・ケヴァン(22)氏曰く、彼の父親が1972年式の「コルベットZR1」を購入すべく、長年貯金をするも、実際にシボレーディーラにて見積もりを行ったところ、あまりにも高すぎる金額だったのか購入を断念した模様。

ただ、彼の父親はどうしても「コルベット」に乗りたかったらしく、代わりとして「コルベットC3 454・コンバーチブル」を注文したわけですが、保険料を計算したところ年間約15万円という金額に驚いたのか、念願の「コルベットC3」にてドライブすることはほとんど無く、ずっと自宅ガレージに保管していたのだとか。
そのため、ランニングコストを極力抑えるために、走ることをやめ、ガレージから眺める機会が増えたわけですが、いつの日は父は他界しそのまま「コルベットC3」はガレージ内にて放置されることとなります。

父が他界して約30年が経過した今、改めて「コルベットC3」がガレージから登場したわけですが、走行距離は僅か1,500kmと低走行ではあるも、保管状態があまり良くなかったせいか、車体は埃だらけ、エンジンルーム内も一部錆がある等でエンジンも動作せず、コンディションは中々に悪いとのことです。